お正月といえば・・・象?

Posted by モロズミ・ダン on 01.2014 季節・行事 0 comments 0 trackback
2014年になりました。

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本年もどうぞよろしくお願いいたします

年の始めからこの人たちはいったい誰?
とお思いでしょうが後ほど。

これは昭和40年代に文具店などで売られていた
印刷済の子供向け年賀はがき。

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年賀はがき  5円売  (メーカー不明)

一袋に2枚入っていて
お侍さんの柄もその中の1枚。

当時に人気だったウルトラQのガラモン?や
忍者ハットリくんのような図柄も。
ハットリくんの顔がちょっとおかしいな
と思った人もいるかもしれませんが
昭和40年代前半にモノクロの実写ドラマで
やっていたんです。
その時のお面の顔ですね。

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そのほかにも
ゴジラやウルトラセブン調などの一流どころもいて
オールスター大集合。
(すべて無版権だと思いますが)

女の子向けもありました。

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さて
冒頭に登場したお侍さんやバテレンさんたち
何の物語から引っ張ってきたんだろうと
記憶の糸を抱くり寄せた結果
これではないかとの結論に。

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テレビ映画「神州天馬侠」ノート  20円  極東ノート㈱ 
「神州天馬侠」吉川英治/松竹、ABC

これ毎週見てましたよ。
昭和42年にABC・TBS系で放送されてました。
(今でも主題歌コホン!歌えます)

調べてみると
おお元は大正14年に講談社「少年倶楽部」に連載された吉川英治の長編小説。
その後映画化、TVドラマ化などに。

ノートの表紙裏には登場人物の解説も掲載されてました。

       2014_0101_152257-DSC02024.jpg

この人が主人公。

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大ワシのクロ。イラストに大ワシが飛んでいることで
これが神州天馬侠であることの決め手に。

ちなにみ大ワシのクロは
ウルトラマンや怪獣などの造形デザインで知られる高山良策。

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悪役のバテレンさん
こんな名前だったっけ?

昭和33年に公開された映画のポスターを見ると
年賀はがきのイラストのイメージと結びつくと思います。

       神州
       「神州天馬侠」映画ポスター(部分)
「神州天馬侠」吉川英治/東映

ポスターはカラーですが
本編はまだモノクロの時代でした。


さて
お正月ですので
らしいものをもうひとつ。

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「にこにこまんが双六」  幼児絵本新年号付録 ㈱新生閣 昭和25年1月発行
画:はらやすお

戦後数年しかたっていない時期に発行されたもの。
60年以上経っているので
周りはボロボロと劣化し始めています

当時の
子供達のお正月生活がよくわかるので
一部拡大して見てみましょう。

      2014_0101_131215-DSC02012.jpg
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凧あげ、はねつき、ふくわらい、かるた
正月遊びとしては伝統的で定番となりました。

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スキーと言っても
板やストックが竹製だった時代かもしれません。
お父さんや大きいお兄ちゃんが作った
(板の先は火であぶって曲げた)
貧しくも創意工夫したお手製ものが主流だった時代。

ウサギはこの時代にスノボ?
でしたら先取りし過ぎてます。

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お正月と言えば
おもちですね。

       2014_0101_131516-DSC02019.jpg

漫画とはいえ
膨らみ過ぎだと思いますが・・・

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ネズミの集団が
おもちを盗んで行くところで
現代だったら大騒ぎの場面でしょうが
お二人は
「あらまっ」程度のリアクション。
どこの家でもネズミが同居していた時代でしょうか。

       2014_0101_131342-DSC02016.jpg

さるまわしは
昔はお正月などのイベントとして
たしかにあったよなぁと
思い起こしておりますが
最近ではまったく見かけなくなってしまいました。
日光に軍団が残ってますが。

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象まわし?象舞い?
象使いのイベント的なものは記憶にないのですが
正月催しとしてあったんですかね。

今日は動物がたくさん出てきましたが
元旦の意気込みとして今年は

鷲(私)ネズミ(寝ずに)働いて
猿(円=収入)を象(増=増収)
なんて考えております。

PS:
いつもアクセスありがとうございます。
プログ開始して約一年半経ちましたが
おかげさまで昨年末で累計アクセス10,000超えに
これまで1回の更新で平均約130ぐらいの方々に見ていただいており
手が抜けないなあと感じております。
これからも
懐かしくも新しい発見もあるような
ちょっと意表を突いた内容を目指してアップしますので
ちょっぴりご期待下さい
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うちは煙突ないんであきらめていた

Posted by モロズミ・ダン on 23.2013 季節・行事 0 comments 0 trackback
ご近所の家々も
派手な浮かれ電飾が輝き
駅前や店舗もこの時期
すっかりこのモードに。

今年もやってきました
クリスマス。

でも子供の頃から
冷たい北風が身にしみた
ちょっとさびしい思い出しかないような
気がします。(貧乏だったので)

       2013_1222_182310-DSC01991.jpg
「オバケのQ太郎」 藤子不二雄/小学館 

昭和の駄玩具でクリスマス系のものって
あまり無いんですが
なんとか記事になるように
範囲を少し広げて
アイテムを揃えてみました。

まずは
ツリー

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(品名、メーカー等不明)

全長7cm位の
かわいいブリキ製のツリー。

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(ブリキツリーの下部)

裏側には大小のギアを組み合わせた
回転のギミックがついてます。

突起レバーを押しこむと
作動する仕組みに。

2013_1222_173500-DSC01971.jpg

レバーを押しこみはじめると
ちらっと中から誰かが・・・

2013_1222_173535-DSC01973.jpg
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レバーを最後まで押し込むと高速回転
遠心力でツリーが花弁のように開きます。
操作しながらの撮影でブレまくってます

中からサンタさんが!

煙突からと思っていましたが
意表を突いた登場です。

2013_1222_173952-DSC01977.jpg

原産国表示もなく
日本製かどうかもわかりませんが
ブリキの加工処理をみても
チープで古い時代のもので
駄菓子屋などで売られていたものではないかと。

昭和初期には
同様のギミックを使って
桃の中から桃太郎が出てくるものもあったと
思います。

まだ昭和のこの頃は
クリスマスがイベントして
今ほど定着していない時代だったので
珍品ではないでしょうか。


続いては

2013_1222_174059-DSC01978.jpg
デコレーションライトセット  旭光電気工業㈱

駄玩具ではなんですが
箱絵がいい雰囲気出していたので
コレクションとしてキープしてました。

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デコレーションライトセット  (箱の中)

クリスマスツリーに飾り付けするものです。

でも、この時代(昭和30年打代?)
ツリーを設置してお飾りできる家庭なんて
まぁクラス50人中2~3人いたかいないか
お父さんが社長さんやお医者さん(ケイスケ君ち)など
お金持ちの家庭だけでしたね。

珍しい電飾のクリスマスツリーがあると聞いたら
友達と徒党を組んで見に行ったものでした。

       2013_1222_180005-DSC01982.jpg
       サンタクロースのお面  (メーカー不明)

セルロイド製なので
昭和30年代(またはそれ以前)
のものでしょう。

駄菓子屋や縁日の露店で売っていたものですが
お面はTVで人気のヒーローやキャラクターが定番で
なりきりのごっこ遊びをしたものですが
クリスマスごっごもあったんでしょうか。
お父さん向けだったらわかりますが
小ぶりな子供サイズです。
はっきり言ってうれなかったんじゃないかなぁ。


続いては

2013_1222_180548-DSC01983.jpg
(品名、メーカー不明)

今日は
不明だらけですみません

お菓子入りのサンタブーツは
現在でもクリスマス商戦の定番で珍しくないのですが
これが昭和30年代のもであることは
ここの違いでわかります。

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シンボリックなサンタさんの顔
セルロイド製です。
彩色は手塗りですよこの頃は
いい味出してます。

当時の貧しい我が家では
クリスマスプレゼントを買ってもらえる余裕は
まったくなし

ただこのお菓子入りサンタブーツは
なんとか買ってもらえた記憶が。
それも
「中身を単品で買った方がずっと安いのよ」
と嫌味を言われながら渋々とでした。


柄違いバージョンを

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(品名、メーカー不明)

飾りのリボンや銀紙が
50年近くの経年で
かなり劣化しちゃってます。

今回の中身のお菓子は
元々このブーツにセットされたものではなく
当時の雰囲気を出すために
同時代のお菓子を勝手に組み合わせてみました。

また数が少しボリュームが足りなかったので
以前紹介した駄菓子卸の錦糸町「エワタリ」で
最近買ったものを含めています。
驚いたのは
昭和時代にヒットしたお菓子を
復刻したもの結構あるんですね。
明治のチョコベビーとか。
懐かしくてうれしい気分になります。

2013_1222_181633-DSC01987.jpg

先程のお面も含め
集合写真撮ってみました。
こんな感じで店頭に並べられたの見たら
駄々こねたくなりますよね。

淡~い期待に溢れたクリスマスでしたが
人気漫画にも
チラホラと見受けられたんですね。
冒頭のオバQはこれでした。

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オバQ運転ゲーム 小学四年生 12月号付録 小学館 昭和41年12月発行
「オバケのQ太郎」 藤子不二雄/小学館

クリスマス・プレゼント特集でして
「オバQ運転ゲーム」「ふしぎなわ」「キラキラペーパー」
の豪華3点セットになってます。

クリスマスツリーはおろか
クリスマスプレゼントも買ってもらえなかった小学生時代。

学習雑誌のこのようなクリスマス企画で
ちょっと慰められ
あとは我慢することをおぼえました。
うちは煙突がないからサンタさんも入れないんだ
・・・と自分に言い聞かせながら。

当時大好きだった
アトムも

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鉄腕アトムクラブ 12月号表紙(部分)
手塚治虫/手塚プロダクション

当時の虫プロのファンクラブ用雑誌の表紙です。
お茶の水博士
これほどサンタ役にピッタリはまるキャラは
ほかにいませんね。


次回
年末年始のお休み期間に更新予定です。



お祭り夜店の顔だった

Posted by モロズミ・ダン on 30.2013 季節・行事 0 comments 0 trackback
更新ちょっと遅れましてすみません。

さてっ
すっかり夏祭り(縁日)・盆踊りの季節ですね。

うまいものあり玩具ありゲームありの
この催し。
子供の頃は数日前から
何をねだって、何を買うかを
連日繰り返しシュミレーション。

夏祭りは
親承認で夜遅くまで目いっぱい楽しめる
数少ない貴重な日でした。

2013_0730_162943-DSC01313.jpg
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夜店のお面の各種

夜店の玩具の代表格と言えば
お面ですね(個人的見解
まさにお祭りの顔
と言っていいんじゃないでしょうか。

たぶん夜店で売られていたタイプかな
と思われるものだけ集めて並べ
夜店の雰囲気を出してみました。

ちなみに見分け方として
玩具屋で売っていたお面は透明袋入り
玩具の腕時計やマント、メンコなどとセットになってました。
ヘッダー(厚紙台紙綴)には版権証紙も有でした。

夜店で売られていたものは
袋入でなくて商品は裸のまま
版権許諾されたものはなく
いわゆるパチ物がほとんど。

本物のイメージとだいぶ違っちゃってる(意識的に?)
のも結構あるので
ソノシートの原作(本物)と合わせてみてみましょう。

なぜわざわざ一緒にしてみるのか
と言うと、あれです。
ものまね番組で後から本物の人物が登場して一緒に歌うと
似てる似てないで大盛り上がりになる
そのノリです。

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忍者部隊月光  原作:吉田竜夫 制作:ソノレード㈱ 国際放映㈱ フジTV制作 

大好きでした月光!
忍者部隊月光ごっこは
ごっこ遊びの定番で
名月、月輪、新月、三日月を従えて
誰が月光役をやるかで最後までもめたものです。

TVドラマの実写版と少年キング連載の漫画版があり
どちらも夢中で観てました。

当時のお面の値段ですが
意外と高く100円位いはしていたと記憶してます。
(地域によって差があったと思いますが)
ソノシートの定価が280円位
版権物のお面セットでも120円位だった
それと比較しても割高でしたよね。

2013_0730_164132-DSC01316.jpg
鉄人28号 原作:横山光輝 制作:朝日ソノプレス社 朝日新聞社 

天狗のお面かと思っていた人も
いたかもしれませんが
あの鉄人です。
ちょっと原作から離れた感がありますが
このトンガリ鼻は鉄人以外にはいないでしょう

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8マン 原作:平井和正 構成:桑田次郎 制作:日本ビクター㈱ ビクター出版㈱

う~ん
だいぶ太ってしまったな8マン。
スマートなイメージがあったのに桃太郎のようです。
丸美屋(番組提供)の「のりたま」がうまくて
ごはんを食べすぎたのでしょうか。

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オバケのQ太郎 原作:藤子不二雄 制作:小学館 日本コロンビア㈱

この頃のお面は
セルロイ製で着色は手塗り。
3本の毛はチョチョっと筆書きです。

当時の盆踊りでは
この「オバQ音頭」
どこの会場でも繰り返し流されていた
誰もが知ってる大ヒット曲でした。

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狼少年ケン 企画制作:東映動画 朝日ソノラマ  制作:朝日新聞社 朝日ソノプレス社

誰かな?と一瞬思うけど
額に狼が描かれているので
ケンでしかないでしょうの判断。

でもだいぶ日焼け?も落ち着いていて色白に。
室内で過ごすことが多くなった残念な野生児に
なってしまったようです。

えーっと
5つ終わりましたが
最初にアップした24個全部やるとなると
夜が明けてしまいそうですので
この辺で。
(残りは別の機会があれば)


お面に続いて
印象深かったものが
射的で(これも個人の印象)
さすがに射的用ライフルは持ってませんが
標的(景品)に使われたであろう
駄玩具を紹介しましょう。

2013_0730_171626-DSC01322.jpg
射的の標的各種

鉄人風のソフビ貯金箱や
小箱に入った怪獣など。

今ではすっかり見かけなくなった
アセチレン灯の光に照らされて
パチ物だけどカッコよく見えたんですねこれが。

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鉄人風人形

鉄人?よく見ると
チャームポイントのトンガリ鼻
ではなくペチャっとした控えめ鼻でした。

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射的の標的各種

サザエさん一家?やアトムやバカボンのパパらしき
人形たち。もちろん無版権。
射的だけでなく水槽に入れられて人形すくい用にも
使われたようです。

2013_0730_202408-DSC01340.jpg
射的の標的各種

フィギュア以外にも
メーカー名表記のないミニプラモデル(零戦)や
トランプ、怪獣カード、のりもの絵合わせなど
箱物もラインナップしてました。


夜店には
ちょっと怪しい玩具も売っていました。
一般メーカーや問屋の不良在庫を引いてきたものなら
品質的にはまだいいのですが
明らかに粗雑な企画製造のものも混在していました。

実際に夜店で販売していたものかどうかですが
私の記憶の範囲でイメージし商品を集めてみました。

男の子向きから

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夜店販売の駄玩具各種

あくまでもイメージです。
とにかくへッダーに「おみやげ」と入ったものや
お菓子付きなんかが主力商品だったような気がします。

女の子向きでは

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夜店販売の駄玩具各種

特徴としては
メーカー名が表記されていないことも。
余った部材を消化するために
製造したものでしょうか。
(カステラの切り落としを工場直販で販売するのと同じ?)

箱絵デザインなども
今一つ手が抜かれているような気が。

着せ替え人形の箱絵の女の子の表情が
なぜだか気にかかったので
最後にアップ。

       2013_0730_174231-DSC01332.jpg
       駄玩具箱絵の一部拡大

とっても雑なタッチですが
なんとも微妙な構図と憂いを帯びた表情でしょうか。
小指の出し方も何と中途半端な。
彼女の不思議な魅力に次第に引き込まれていきます。       
もし夜店ミスコンがあれば
彼女をミス夜店駄玩具の最有力候補としておきましょう。

ポンポンポンと軽快に

Posted by モロズミ・ダン on 15.2013 季節・行事 0 comments 0 trackback
7月15日は海の日
でもって
明日16日が国土交通デー
(日本の国土交通行政の意義を広く
国民に周知することを目的とした記念日)

なので
と交通をキーワードとして
海の乗り物に関するもの集めてみました。

海の日の意義は
「国民に広く海洋についての理解と関心を深める行事を実施する」

祝日に関する法律に記述されているようですが
(毎年開催される海フェスタなんかがそれですね)

今日のブログは
かなり狭い範囲ではありますが
海フェス気取りでやってみたいと思う次第です。
(駄玩具ひとり海フェス開催?さかなクンとか呼べればフェスらしくなるんですが
実現不可です)

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科学クラブ 第2巻第10号 特集:ふね  ㈱東雲堂  昭和32年7月発行 より
表紙:絵宮田武彦

いきなり科学ブックですが
やはり7月号は「ふね」を特集に持ってきてますね。
表紙は運輸省航海訓練所の練習船海王丸です。
本の中身は後ほど・・・


では最初の駄玩具
ポンポン船2種を

2013_0714_103831-DSC01213.jpg
ポンポン丸とポップポップボート    

手前の袋入りは
日本製だけど説明書きが英文なので輸出用ではないかと。
トレードマークがありますが古い資料の一覧表にないので
メーカーがわかりません。
1957の年号がボートに付いているのでその頃の製造でしょうか。

箱入りのポンポン丸はヒシモ産業製。

2013_0714_104427-DSC01214.jpg
ポンポン丸(奥)とポップポップボート(手前)本体    

ポンポン船は
ろうそくの熱とその熱で蒸気化した水の勢いが
動力になって走る船です。

それぞれ小さなろうそくが付属していて
写真下に写ってますが
ブリキのホルダーに取り付け
船の後部穴から差し込みます。

2013_0714_105129-DSC01215.jpg
ポンポン丸後部の拡大

この奥に小さなタンクがあって
その中の水がろうそくの火で暖められて膨張し
繋がっている2本のパイプから水が押し出され推進。
水が出るとタンク内の気圧が下がり再び水を吸い込む
入った水はまた熱せられ・・・の繰り返しの原理だったと思います。
(水が吸い込まれる時はゆっくりなので船は逆走しない)

忘れがちなのはまず最初に
パイプとタンクに水を入れておくことで
付属のストローを使って入れます。
ポンポン丸の少年のイラストがこの説明を記していて
忘れんなよと言わんばかりの箱絵表に大きく画かれています。

ポンポンポンとリズミカルな音がするので
その名がついたようですが
私の記憶では
チッチッチッみたいな音だったような気がします。
(私が名付け親なら「舌打ち船」にしたかな?)


船系の駄玩具の動力は
色々なパターンがありまして
このろうそく熱ポンポン式以外にも
ゼンマイ式
ゴム動力式
しょうのう式
などがありました。

順番に見ていきましょうか。

2013_0714_105709-DSC01216.jpg
ピカピカシルバー 快速艇  ㈱東京プレイシング商会

幅約23cmの箱に迫力ある快速艇が画かれてます。
比較的新しく1980年代以降のものでしょうか。
メーカーのトープレは船以外にも電車や戦車、飛行機など
ゼンマイ系の玩具を数多く開発していました。

2013_0714_135423-DSC01243.jpg
ピカピカシルバー 快速艇  ㈱東京プレイシング商会

その名の通り
ピッカピカですが
素材は金属ではなくPS(プラ)にメッキをしたもので
とても軽量です。
上部に大きな固定式のゼンマイネジが付いています。

2013_0714_110651-DSC01220.jpg
ピカピカシルバー 快速艇  (スクリュー拡大)

ネジを巻いてみると
今でも勢いよく音を立ててスクリューが回転!


続いてはゴム動力式

2013_0714_111044-DSC01222.jpg
グランドトイズ      (メーカー不明 折り鶴のマーク有)

昭和30年代だと思いますが
メーカーがわかりません。
潜水艦の簡易プラモデルが数種
吊り下げられています。

2013_0714_122839-DSC01224.jpg
(1種を開封)

金型の精度もよろしくないようで
バリだらけ。
今では不合格品の範囲でしょうが
この程度だったら
当時の駄菓子屋系プラモでは標準的レベルでしょう。

ここで今日最初にアップした
科学クラブを
もちろん潜水艦も載っていました。

2013_0714_123138-DSC01225.jpg
科学クラブ 第2巻第10号 特集:ふね  ㈱東雲堂  昭和32年7月発行 より
挿絵:中島章作

原子力潜水艦ノーチラス号(米)が紹介されています。
同艦は1955年に完成していますが
原子力船の開発は思いのほか昔であることに驚きです。

中はどうなっているんだろう
と子供の好奇心に応えるかのごとく
当時の雑誌には
内部構造図(断面図)がよく採用されていて
もちろんノーチラス号も。

この号は特に内部構造図だらけで
掲載の船のほとんどに併載しています。
いくつか見てみましょう。

(尚、それぞれの挿絵の作画者は特定できませんが
巻末に作画:伊久留朱明・井上たけし・小出剛郎・沢田弘・
他の連名表示があります)

2013_0714_123848-DSC01228.jpg
科学クラブ 第2巻第10号 特集:ふね  ㈱東雲堂  昭和32年7月発行 より
捕鯨母船の内部

船底のほとんどを占めるオイルタンクは
をしぼった鯨油を貯めるもの。
なんでこんな大量の鯨油をと思うかもしれませんが
昔は肉を食用としていたこと以上に
鯨油が重要な原料として扱われ
その用途は

灯火用燃料、せっけん原料、工業用潤滑油、ろうそく原料
農業資材(害虫駆除)、火薬原料、マーガリンなど食品原料など
なくてはならないものでした。

この母船で
たった1昼夜でも500トンの鯨油ができたそうです。

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科学クラブ 第2巻第10号 特集:ふね  ㈱東雲堂  昭和32年7月発行 より
客船のなかのしくみ

大阪商船の南アメリカ航路移民船
「ぶらじる丸」の内部です。
1970年代まで行われた
ブラジル移民政策が浮かび上がり
歴史上の複雑な背景を連想してしまいます。

この船は1000人近くの乗船が可能で
日本と南アメリカの間を約2カ月かけて
つないでいたようです。

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科学クラブ 第2巻第10号 特集:ふね  ㈱東雲堂  昭和32年7月発行 より
船を安全にみちびく灯台

灯台まで縦割りの断面図に。
灯台は照明で位置を知らせるだけでなく
ラジオビーコン(挿絵右のアンテナ設備)で
船との電波通信で正確な位置情報を知らせる役割も
と解説してます。

小学生向といっても科学クラブは
大人になった今でも充分お勉強になる学習誌です。


さっ
また駄玩具にもどりましょう。
ポンポン式、ゼンマイ式、ゴム動力式に続いて
しょうのう式ですが
この駄玩具は残念ながらありません。
ので
ここも困った時の科学クラブで
こちらを

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科学クラブ 第3巻第4号 特集:作り方と実験  ㈱東雲堂  昭和33年1月発行 より
走るしょうのう船  監修:宇井芳雄

自宅にある樟脳(防虫剤)があれば
自作の船のうしろにそのカケラを付けるだけ。
簡単にできたので
玩具として買うというより
自分で工夫して遊べるものでした。

揮発性の高い樟脳の油が水面に溶けて
船後方の水の表面張力が弱まることで
船前方の表面張力だけが作用して前に進む。
理科の勉強にもなりました。


最後に定番もの
双六を

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ゲーム海底都市     トミタヤ

すみません!
少し辛いでしょうが
顔を横向きにしてみて下さい。

箱の幅が40cm以上あって
レイアウトに入りきれず横向きに。

トミタヤの玩具は以前
電車かばん(切符やパンチ等がセットになったやつ)
で紹介しましたが
箱絵の派手さはこのメーカーの特徴ですかね。

2013_0714_125111-DSC01236.jpg
ゲーム海底都市 双六盤

中には大きな双六盤が三つ折りで入ってます。
人気アニメの海底少年マリンを意識した設定に見えますが
ギリギリセーフでしょうか。
結構迫力ある図柄なので
ゲームを忘れて見入ってしまいそう。

       2013_0714_124747-DSC01233.jpg
       ゲーム海底都市 付属品 

コマや指示カード、ルーレット等
付属品もそれなりに揃ってます。

2013_0714_125319-DSC01238.jpg
ゲーム海底都市 ルーレット盤

なぜこの組み合わせになったのか
謎ですが
海底都市双六の裏面はルーレット遊びに。

箱絵にもありますが
ルーレット遊びがあれば
女の子需要も取り込めるとの計算?     

箱絵を見ていると
なんだか巨大イカなんかが暴れている深海の海底都市で
のんびりと子供達がルーレット遊びをしているようにも見えます。


年に一度の素敵な出会い

Posted by モロズミ・ダン on 07.2013 季節・行事 0 comments 0 trackback
結婚仲介サイトを検索していて
このサイトにヒットしてしまった人
すみません。まぎらわしいテーマでして。
これ駄玩具のブログです。

今日は7月7日七夕
2013_0707_165908-DSC01202.jpg

織姫と彦星の出会いの日
昭和30~40年代の
七夕飾り系の駄玩具をアップします。
(昨年もやりましたがもちろん違うものを)

2013_0707_161808-DSC01192.jpg
七夕まつり    (メーカー不明)

表面が金紙や銀紙でできたお飾り。

同じものがそれぞれ20枚ぐらい重なってます。
箱単位で売っていたのか
バラで売っていたのか
わかりません。

牛に乗っているのは牛飼いだった彦星
となると織姫のバージョンもあったのではないかと。

続いては

       2013_0707_161927-DSC01193.jpg
       七夕フルーツでんぐり 10円売         天田印刷加工㈱

当時は高級品で
病気の時など特別な時でないと食べられなかった
バナナやパインなどフルーツが
デ~ンと箱絵のメインに。

それにしても
このカラフルさ
七夕飾りの特徴でもあります。

2013_0707_162002-DSC01194.jpg
(七夕フルーツでんぐりの箱の中)

ナスや人参、カブなどお野菜があるのは
七夕が本来お盆行事の一環から由来しているため
かもしれません。

       2013_0707_163022-DSC01196.jpg
       (でんぐり使用例)

何個か広げてみました。
表紙を反転させると見事なお飾りに。

箱の底から誰かが覗いている気がして
よくみてみると

2013_0707_163205-DSC01197.jpg
(箱の底拡大)

織姫様でしょうか。
気立ての良いお嬢様風ではなく
ドラマで言えば
小沢真珠的な
意地悪役系に見えるんですけど。
私なんぞ「このブタ野郎!」とか言われそうです。(見た目でっ)

続いては

2013_0707_163733-DSC01199.jpg
七夕セット    (京都扇印 扇子に松のマーク)

価格がスタンプされていたのですが
経年で消えかかっていて
おそらく150円だった?

2013_0707_165553-DSC01200.jpg
(七夕セットの中身)

結構たくさん入ってまして
カラー短冊、ゼザイン短冊、セロファン、星型類、でんぐりなど
これだったら150円でも納得でしょう。

2013_0707_235847-DSC01212.jpg
(でんぐり使用例)

でんぐり広げてみると
優しそうな織姫様で安心しました。

この七夕セットに使われいていた台紙が
冒頭にアップした織姫と彦星のツーショットイラストです。

さっ
今日も資料を
と言っても
今日は科学クラブではなくて
たまには違う雑誌を。

       2013_0707_170921-DSC01206.jpg
       希望の友   昭和40年7月号   潮出版社

表紙は
背景にでんぐり等のお飾りで7月の七夕をイメージ。
天体望遠鏡で
織姫星(こと座の「ベガ」)と彦星(わし座の「アルタイル」)の二つを
探しているところでしょうか。

「希望の友」は知らない人も多いと思いますが
漫画や読み物、文化・学習記事等総合的に編集された
小学生向けの文化情報誌でした。

後に横山光輝先生の「水滸伝」や超大作「三国志」の連載で有名に
また、手塚治虫先生「ブッダ」など名作もこの雑誌から続々誕生。
石森章太郎先生や水木しげる先生など人気作家も頻繁に登用していて
漫画マニアにとっては見逃せない雑誌のひとつと言えました。

2013_0707_171004-DSC01207.jpg
希望の友   昭和40年7月号   もくじ

目次まで短冊になっていて
七夕気分を盛り上げています。

目次で気になる項目が
カラー図解「人類が作った新しい星」
と題し
七夕に関連して最新の人工衛星を
星繋がりということでしょうか特集記事に。
ちょっと話が飛躍ししすぎと思いますが。
(七夕そのものの記事は特に無し)

その綴じ込みピンナップ
見栄えが素晴らしかったので
最後にアップしてみました。

2013_0707_174706-DSC01209.jpg
希望の友   昭和40年7月号   潮出版社
「人類の作った新しい星」人工衛星のいろいろ  絵:長岡秀三

解説によると
当時すでに人工衛星の数は
アメリカだけでも100を超えていると記述。
図解を見ても
人工衛星が大渋滞しているようにも見えてきます。

短冊には個々人いろんな願いを込めていたけど
人工衛星には人類の発展と希望が込められていた
そんな時代だったのでしょう。
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