元祖・侍ジャパンのカッコよさ

Posted by モロズミ・ダン on 31.2013 ブーム・流行 0 comments 0 trackback
今年はWBCがあって
高校野球は熱戦を繰り広げていて
プロ野球はいよいよ開幕して

野球熱
今まさに最高潮といえますかね。

え~ですから先程
野球関連の駄玩具を集めてみました。
戦後間もない野球雑誌なんかも
出てきたので最後にアップしますが
これが驚くほどカッコいい感じで
ついつい見入ってしまいました。

今日は日本の草創期プロ野球と
そのブームに乗った駄玩具をみてみましょう。

まずはメンコから

2013_0331_162931-DSC00856.jpg
実写メンコ各種

白黒写真に人工着色したプロ野球メンコです。

打撃の神様、巨人の川上選手(背番号16)
怪童と言われた西鉄の中西選手(背番号6)
華麗な守備の今牛若丸、阪神の吉田選手(背番号23)
など錚々たるメンバーからみて
昭和30年前後のものですね。

続いてもメンコを

2013_0331_163335-DSC00858.jpg
プロ野球メンコシート 

シートの右上2枚は
あの巨人V9を支えた
王選手と長嶋選手です。

真ん中右下の背番号19は
昭和37年に東映(現・日本ハム)に入団して
いきなり20勝した尾崎投手。
数年後にはシーズン27勝の実績もあげ
最盛期はほとんどストレートだけで勝負していた
伝説の超速球派。
当時はスピートガンがなく正確な球速記録がないけれど
歴代投手の中で誰が一番速かったかとのテーマになると
必ず名前が挙がりました。

2013_0331_164039-DSC00860.jpg
メンコの裏面

メンコの裏面はクイズになってました。
裏返した状態でデータを見て選手名を当てっこして
遊んだのですね。

さて誰だかわかりますか?

表面は

2013_0331_163938-DSC00859.jpg
小山投手(阪神)と張本選手(東映)
        
今でもご意見番解説でおなじみ張本勲氏
正解した方は「あっぱれ」です。


続いては
みんな野球帽につけていたあれです。

2013_0331_164320-DSC00861.jpg
ダイカスト野球バッチ  60付       (メーカー不明)

18番まで写っていますが
下に60番まで続いています。
短冊状のくじを引いてその番号のバッチが
もらえました。

       2013_0331_164536-DSC00862.jpg
       バッチの拡大

今はないなつかしい球団名をピックアップ。
阪急ブレーブス(~1988年)は現・オリックスバファローズ
大洋ホエールズ(~1992年)は現・横浜DeNAベイスターズ

阪急はパリーグの強豪で
マルハマークでおなじみだった大洋は
王者巨人を苦しめた実力派揃いの球団でした。


お次は

2013_0331_164717-DSC00863.jpg
ノジマの野球10,000点ガム       ㈱野島屋

2013_0331_164829-DSC00865.jpg
箱の中は・・・

残念ながら
本来入っていたガムは売り切ってしまったのか1個も無く
代わりにメンコを入れて販売?保管?していたようです。

紙1枚「小売店へのお願い」が残っていて
その言い回しが独特
「別に1点券4枚あつめないで宜しいと
子供達に言ってやって下さい」

親しみを込めているのか
投げやりなのかよくわかりませんが
印刷する文書ではないですよね

でも商品は豪華で
グローブやバット、ラジオなどが
当たったようです。


さあここからは
いつもよりもっと古く
昭和20年代のいにしえの時代へ

       2013_0331_165309-DSC00866.jpg
       野球ゲーム           大阪・まる幸


古すぎて詳細が分かりません。
さいころの目でカウントやヒット・アウトなどが決まる
ゲームのようです。
紙1枚の印刷物ですが、
まだ野球盤なんて無い時代で
これでも充分楽しめたのでしょう。

続いては

       2013_0331_165423-DSC00867.jpg
       ベースボールゲーム    (メーカー不明)

ミニパチンコです。
これも昭和20年代のものだと思いますが
ブリキ製で加工の仕上げが甘く
指を切りそうなエッジの鋭さが。
でも戦後数年しかたっていない時期
であれば立派な玩具だったのでしょう。

そして冒頭でも触れた
日本プロ野球草創期の資料を

2013_0331_165802-DSC00868.jpg
野球少年  創刊野球倶楽部1号~6号    ㈱尚文館 昭和24年5月~10月発行

創刊号から6号までの揃いは貴重な資料です
それにしても当時の野球人の面々
侍のような気迫あるオーラーを醸し出していて
戦う面構えしてます。
これぞ元祖・侍ジャパンと言えるでしょう。

中央下に写っている外国人は
知る人ぞ知るスタルヒン選手。
ロシア出身で巨人のエースとして活躍しました。
シーズン42勝の日本記録も樹立。(通算303勝)

旭川にあるスタルヒン球場は
この伝説的な英雄の名にちなんでつけたもの。
かつて一家でロシアから亡命後
旭川からのスタートしていた日本での故郷に
名を残しました。

中の閉じ込のピンナップ見てみましょう。

2013_0331_165912-DSC00869.jpg
野球少年2号 本塁打特集号

どーですこのカッコよさ
他を圧倒する力強さを感じると同時に
ファッション的なオシャレ感も持ち合わせていて
ひとことで言えば
「カッコいい」です。

左から
藤村選手(阪神)、森谷選手(大陽)、大岡選手(大映)、別当選手(阪神)

この年のホームラン王候補をピックアップしていました。

2013_0331_170431-DSC00872.jpg
野球少年3号  ビッグ・スリー特集

流れるようなフォーム
投げる芸術といってもいいぐらい
美しいです

左から
梶岡投手(阪神)、藤本投手(巨人)、川崎投手(巨人)、武末投手(南海)

ビッグ・スリーとは
強力な投手陣を擁していた
阪神、巨人、南海の3球団のことでした。

最後にもう一枚

2013_0331_170119-DSC00871.jpg
野球少年6号  東西対抗特集

見よこの威風堂々の迫力

西軍
左上・飯田選手(南海) 左下・笠原選手(南海) 中央下・土井垣選手(阪神)

東軍
右から 服部投手(中日) 別所投手(巨人)

いやーこの迫力と凄味はまさに野武士のようで
今のプロ野球には見当たらないんじゃないかなぁ。

もちろん時代的に
実際に見ることができなかったのですが
写真でもこれが伝わるんだから
相当なものだったでしょう。

この雑誌は
もう64年も昔のものなので
本周りは劣化で剥がれ始めています。
ページをめくるたびに
ポロポロと細かい紙片が落ちますトホホな気分

本は朽ち果てても
この迫力ある闘いの精神は
いつまでも引き継がれていってほしいものです。
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ピッカピッカの新品文具を揃えて

Posted by モロズミ・ダン on 24.2013 文具 0 comments 0 trackback
小学校も春休みに入ったようです。
が満開に近くなるこの時期
新入学や新学年を控えて
新たに文具類の最終準備をした時期でもありました。

今日は久々の文具ですが
昭和の新入学用ギフトセットを
取り上げてみました。

2013_0324_182402-DSC00846.jpg
ギター ギフトボックス    寺西化学工業㈱
    2013_0324_182743-DSC00849.jpg
    図柄の拡大

昭和の家庭になら
どの家にも必ずあった文化人形が
図柄のポイント。

2013_0331_175145-DSC00873.jpg
箱の中は文具がギッシリ

新入学用のギフトセットですね。
昭和30年代のものでしょうか。

ギタークレヨンの寺西化学工業は
マークでおなじみの「マジック」が今でも有名ですが
子供の頃はクレヨンでお世話になりました。

全部箱から出してみましょう。

2013_0324_150936-DSC00824.jpg
ノート各種       ㈱赤松紙工社

箱の一番下にはノートが3冊ありました。

セット組みされている商品は
すべてギターブランドではなくて
色々なメーカーのものが取り合せに。

       2013_0324_151026-DSC00825.jpg
       ドリームノートの裏面

ノート単品では20円の表示が。
当時のノートには付録的な工夫がされていて
プラスαのお楽しみが付いていました。
裏表紙の図柄を切り抜いて作ると
パノラマ的に宇宙の風景が回ります。

2013_0324_152105-DSC00830.jpg
デラックス筆入れ   ギターソフトくれよん  コーリンかきかたえんぴつ

学童文具の必需品が続きます。

2013_0324_151306-DSC00826.jpg
キターソフトくれよんの箱の中

栞付きですが4コマ漫画が印刷されていて
無駄なく楽しませてくれます。

この頃はまだ「はだいろ」の表記がみられます。
その後人種差別につながるなどの理由から
2000年位に業界で申し合わせがあったようで
「はだいろ」に変わって
「うすだいだい」または「ペールオレンジ」の表記に。

まだまだ入ってます。

2013_0324_151908-DSC00829.jpg
ヤマト糊 オリオンスーパー直定規など 文具各種

その他、はさみ、消しゴム、鉛筆キャップ
それとグリーンのなんだかよくわからない道具が。
先端ががっているだけのもので
工作で紙に折り目を付けるための罫書きペンでしょうか?

これらが29×24×6cmの箱に
ギッシリと詰め込まれてました。

撮影で一度全部箱から出したらさいご
ふたたびしまい直すのに苦労しました
どうやっても蓋がもっこり浮き上がり
ピッタリ収まりません。

2013_0324_152558-DSC00832.jpg
ヤマト糊拡大

ヤマト糊がカラカラ音がするな
と思ってよく見てみると・・・

50年近くの月日がそうさせたのですが
中味はおそらくとうの昔に硬化してしまい
それから長い年月を経て徐々に収縮。
ついに5cm位の細い棒になっていました。

盛りだくさんのピッカピカ文具を目の当たりに
思わずにっこりの子供の顔が想像できます。
間近に迫った学校生活に思いを巡らせ
教科書、文具と合わせて
希望とちょっぴりの不安を一緒に
ま新しいランドセルに詰め込んで。

そんな学校生活を
疑似体験できるあそびもありましたので
最後に。

2013_0324_183214-DSC00853.jpg
きせかえ学校あそび    (メーカー不明)

図柄それぞれに切り込みが施され
切り抜いて張り合わせたり
きせかえをして遊ぶものです。

桜満開の校門前はポップアップ式に
図柄を起こして背景になります。

       2013_0324_183404-DSC00854.jpg
       先生の拡大

なんだか先生のポーズが
最後まで気になって拡大しちゃいました。
何をしているんでしょう。
授業中にゴーゴーの練習でもないようですが。

それと
「とくほん」ってかなり古いですねこれ。
とくほんと言っても肩こりや腰痛に貼るあれではありません

とくほん=読本=昔の教科書

戦前・戦後の時代に使われていた呼び方だったと思うので
このシートは昭和20年代前半頃のものでしょうか。

高級カメラ代替品的駄玩具

Posted by モロズミ・ダン on 17.2013 その他・定番 0 comments 0 trackback
あさって3月19日は
「カメラの日」
だそうで
1839年フランスで発明。
当時は長時間の露光が必要で
カメラの前で長時間じっとしていなければ
ならなかったようです。

昭和の少年にとって
カメラや腕時計は超高級品で
自分専用のものが買ってもらえるか否かが
お金持ち
それ以下かの境界線だったような気がします。

でもそんな欲求不満を
ちょっとだけ満たしてくれるもの
駄菓子屋さんにありました。

日光写真
久々に聞いた人も多いんじゃないでしょうか。
最近トンと見掛けず
おそらく今はもうどこにも売っていないのでは?
駄玩具絶滅種のこれが今日のテーマです。

2013_0317_140308-DSC00809.jpg
最新版ミシン入種紙    太陽社

2013_0317_141254-DSC00810.jpg
種紙各種

箱の中は30枚くらいの束で10束入ってました。
昭和30年代1枚2円売りぐらいだったでしょう。

グラシン紙(紙ふうせんと同様の素材)に
黒1色の印刷を施したもので
人気の漫画キャラやヒーローの図柄が満載でした。

ミシン入りとは
切手のようにミシン目が入っていて
切り離しやすくしてあるタイプのこと。

知らない方のために説明すると
コホン!え~
日光写真遊びに必要なものは
この
種紙
それと
写真枠(カメラ本体)
感光紙
の三つです。

順番に見ていきましょう。
続いて写真枠(カメラ本体)を

2013_0317_192353-DSC00817.jpg
天然色カメラ    ㈱田辺玩具製作所

2013_0317_192531-DSC00818.jpg
箱の中はカメラ50入

カメラといっても紙製の箱で
たばこの箱くらいの大きさ。
つぶれた状態で入っているので
簡単な組み立てをしてから使います。
ひとつ5円ぐらいだったでしょうか。

2013_0317_193208-DSC00820.jpg
写真枠の拡大

50入りの箱
ズッシリと重かったのですが
原因はここ。
枠の部分に3mmもあるぶ厚い透明ガラス板が
はりつけてあります。

これで種紙と感光紙を
しっかりと押さえつける役目をしていました。

箱のタイトルに天然色とありますが
単なる日光カメラなので実際の仕上がりは白黒。

当時、カラーフィルムやカラー版映画が出始め
「天然色~」という言葉が人気の流行語だったので
あやかって強引に使ってしまったのでは?

カラーの最新技術は子供たちにとっても
大いに興味を引くところがあったのでしょう
学習雑誌でも特集が組まれてました。

       2013_0317_193724-DSC00821.jpg
       科学クラブ 特集:光とレンズ  ㈱東雲堂  昭和35年3月発行
       監修:理学博士 小穴純   挿絵:中島章作 他

進歩してきた天然色写真の原理を解説しています。 

最新のフィルムは
むらさき、緑、赤、それぞれに反応する薬剤が
三層にコーティングされていて
この3色のすり重ねでどんな色でも表現できる
との説明。

今でもとても勉強になります。
小学校の時にしっかり読んでいれば
立派な大人になっていたのに
と後悔の念に駆られます

日光写真にもどりましょう。

2013_0317_142604-DSC00811.jpg
日光写真枠 各種

当時の人気の映画スターや
テレビアニメキャラなどが印刷された日光写真枠
田辺玩具製以外にもたくさんありました。

まあ 箱絵として印刷されたカラー写真や漫画は
出来上がる日光写真とは何の関連もないわけで
この出来栄えにつられ
ついつい買ってしまいますかね。

続いては地味ですが感光紙を

2013_0317_143147-DSC00812.jpg
感光紙 各種

POPとありますが広告のことではなく
printing out paper の略。
焼き出し紙(露光を与えるだけで画像が得られる印画用感光紙)
のことです。

写真右下に白い感光紙を中から出してありますが
このまま放置しておくと
全面、黒い色に変色してしまいます。

50年近く前のものなので
薬剤の劣化で反応しないかもしれませんが
取り急ぎ1~2枚やってみましょうか。

2013_0317_151714-DSC00815.jpg
感光紙の上に種紙を重ねて写真枠に挟み込む

おそらく47年ぶりの日光写真プレイに。
挟み込んだら下のほうを輪ゴムでとめて
日のよく当たる場所へ

たぶん10分くらいでできたはずだけど
かなり古いので
ちょっと長めに待ちましょう。

待っている間に
もう一品アップを

       2013_0317_144204-DSC00813.jpg
       2がんレフ日光カメラ  たのしい三年生 昭和35年7月号付録

学習雑誌の付録にも登場してました。
やはり人気アイテムだったのですね。
扱いが簡単だったので
小学校低学年の遊びとして定着してました。


さっ
そろそろ出来上がったかな

2013_0317_152029-DSC00816.jpg
日光写真 使用例

上が種紙
下が感光した日光写真。

う~んっ微妙な仕上がり

こんな茶色系だったかなぁ
もっとはっきりと白黒で陰影がついたはずだけど・・・

まあ50年近く前の感光紙なので
全く印画しないことも想定していただけに
これだけ写れば良しとしましょうか。

このまま明るいところに置いてると
全面黒くなってしまうので
急いで表面を水で洗い流して余分な薬剤を落とし
画像が定着しました。


駄玩具インスパイア系

Posted by モロズミ・ダン on 10.2013 未分類 0 comments 0 trackback
最近
ラーメン二郎インスパイア系
なんて言葉を
ネット上でもよく見かけます。
二郎直系ではないけれど
影響を受けて感化され
そのテイストを取り入れて
商品化しているあれです。

昭和の駄玩具でもありましたよ。
人気キャラのテイストを
充分に盛り込んだ雰囲気で

そう
度が過ぎるとパチモンと呼ばれてしまいますが
結構その境界線ギリギリのところで
デザインに工夫?を凝らした商品
たくさんあったのです。

今日のテーマは
視点によっては著作権のあり方に一石を投じ
問題提起してしまう恐れのある
非常にデリケートな側面も持ち合わせている為
慎重に言葉を選びながらやっていきたいと
思う次第であります。

このきっかけは
先週の月光仮面特集の商品を集めた時でして

2013_0222_154150-DSC00728.jpg
  こんな感じで候補商品を
  一カ所に集めてみて
  記事として耐えられるか
  取捨選択するわけですが

  しまってあるはずの商品
  がみつからなかったりで
  結構、この作業に時間が
  かかってます。
月光仮面   川内 康範・宣弘社

2013_0222_154253-DSC00729.jpg
そんななか
今までてっきり月光仮面だと
思い込んでいた
この商品
もちろん候補のひとつとして
取り出してきたのですが
よく見てみると

日光仮面


2013_0303_171800-DSC00782.jpg
シネマスコープ  日光仮面     (メーカー不明)

2013_0303_172032-DSC00784.jpg
8場面の紙芝居形式

密輸船からの怪しい二人を尾行した
新聞記者は麻薬と時計の取引現場を目撃。
記者は気づかれピンチを迎えるが
さっそうと日光仮面登場で一人を上手投げでやっつけた。
残りの一人もボートで追いかけ
密輸船内で追いつめKOめでたしめでたし

といった他愛のない内容ですが
しっかりインスパイアしてた商品ですね。

でも麻薬と時計って
時計の密売ぐらい許してやってください。


続いては

       2013_0310_162759-DSC00786.jpg
       かるた           (メーカー不明)

凛々しく指をさす正太郎君ですので
裏面は鉄人を期待してしまいます。

       2013_0310_162831-DSC00787.jpg
       (かるた箱裏面)

てっ 鉄人! 鼻はどうしたのっ

なにか他のキャラとシャッフルしちゃってるな
と思って
記憶の先にたどりついたのが

       2013_0310_163013-DSC00788.jpg
       ビッグX3巻表紙より  集英社TVコミックス昭和40年3月発行
       手塚治虫 手塚プロダクション

ビッグXの敵役のロボット 
V3号
目鼻の感じ
インスパイアしてますか?

2013_0310_163226-DSC00790.jpg
(かるたの箱の中)

ちなみに中のかるたは
鉄人とは全く無縁の
普通の犬棒かるた
でした。

本家の鉄人を確認しておきましょう。

       2013_0310_163529-DSC00791.jpg
       鉄人28号「少年」別冊付録表紙より 光文社昭和39年8月発行
       横山光輝 光プロダクション 

やはり本物には風格が感じられます。

鉄人は人気があったので
類似の商品も数えきれないほど
出回っていました。

       2013_0310_163647-DSC00793.jpg
       ぬりえ       (メーカー不明)

トゲトゲのいっぱい生えた鉄人
胸のとその下の長い針が
ポイントでしょうか。
これは著作権的にアウトですかね。

2013_0310_163732-DSC00794.jpg
中のぬりえ

中身は見えないからって
アレンジせず
そのままトレースしてましたか。

鉄人系もう一つ

       2013_0310_163618-DSC00792.jpg
       あぶりだし    (メーカー不明)

ドドー
飛び出した鉄人?ですが
ここまで稚拙だと
許してあげて
と言いたくなります。
正太郎君もリモコンでなく
たくさんの本を小脇にかかえてますし。


続いてのインスパイア系は

2013_0310_164004-DSC00795.jpg
忍術 水出しペーパー   30付5円売   (メーカー不明)

ちょっと見
正規品と思いきや
どこか引っかかる違和感が。

       2013_0310_164107-DSC00796.jpg
       アトム?の拡大

あっ 頭のとんがりがありません。

オリジナルはこれでしょう。

       2013_0310_164310-DSC00798.jpg
       鉄腕アトム 1巻表紙より  光文社カッパコミクス昭和39年1月発行
       手塚治虫 手塚プロダクション 

本物はいいですね。
同じ構図でも全然違います躍動感が!

他の図柄も見てみましょう。

       2013_0310_164407-DSC00799.jpg
       図柄が隠れていたエイトマンの拡大

一番上のエイトマンは大丈夫そうと
思っていたけど
下に重なっているのをめくって見たらこれだっ。

ファイブマン
だったのか。

数字を変えればいいってものでは・・・
困ったっものです。

とゆーことは、
一番上の最初のやつも

       2013_0310_164454-DSC00801.jpg
       エイトマン?拡大

あー
やはりファイブマン
手で巧妙に隠してる確信犯ではなかろうかと?

オリジナル見ておきましょう。

       2013_0310_164718-DSC00804.jpg
       8マン 5巻表紙より 講談社少年コミックス昭和39年12月発行 
       桑田次郎 原作:平井和正

本物はやっぱりいいですね。
タッチの細密さ迫力まではマネできません。

さらに別の図柄見てみると

       2013_0310_164607-DSC00803.jpg
       ???

「鉄人28号ではないよ」と言いたいのか
ご丁寧に20号って。
んで坊主頭。
しかも何故ゆえ、忍者とのコラボ?
ここまでやってくれると逆に楽しいですね。
思わず笑ってしまいます。


最後にメンコを一箱

2013_0310_164902-DSC00805.jpg
丸面子 100枚入 2円売      天田印刷加工㈱

昭和40年前後のものでしょうか。
直径約14cmの大判メンコです。
本日アップした鉄人、アトム、8マンなど
豪華メンバーで箱絵を飾っています。

2013_0310_164933-DSC00806.jpg
(箱絵の拡大)

そうきたかー。
パンチを繰り出した鉄人
フォルムは問題ないのですが
色で差をつけましたね。

ピンクの鉄人
女の子受け?を狙ったのでしょうか。

インスパイアな商品
悪質なものは法的な視点から見れば
警告や排除・賠償などの対象となるわけですが
今日アップしたものは悪質までいかないかな
との大甘な私見。

こうしたきわどい商品は
少々できの悪い
いたずら好きの子供ほどかわいい
みたいな感覚で
ずっと見守ってやりたい気持ちが本音です。

本家オリジナルはもちろん
インスパイア系も
私にとってはどちらも大切な宝物です。



 

月よりの使者

Posted by モロズミ・ダン on 03.2013 ヒーロー・キャラクター 0 comments 0 trackback
先週日曜の2月24日は

今から50年以上前の昭和33年
正義の味方「月光仮面」
初めてテレビ放送された日。

ですから今日は少し遅れましたが

特集駄玩具に見る伝説のヒーロー 月光仮面

その翌年34年の7月まで
連続冒険活劇として覆面の主人公が
昭和のお茶の間で大活躍していました。

月光仮面ブームの到来で
関連グッズもたくさん生まれ
もちろん駄玩具の世界でも
たくさんの月光仮面ものが発売されたのです。

私は昭和34年生まれなので
記憶に残っているのは再放送や漫画本でのもの。

若干の時代のズレがあっても
強烈に感化されて
風呂敷マントに
駄菓子屋で買ったブリキ製の巻き玉式ピストルを手に
ごっこ遊びに興じていました。

       2013_0303_160912-DSC00768.jpg
       月光仮面メンコ 漫画版      メーカー不明
       月光仮面    川内 康範・宣弘社

まずは漫画版メンコから

一束(12~15枚入)5円で売られていた
バラ物です。

2013_0303_160441-DSC00766.jpg
月光仮面メンコ 漫画版 シート・束     メーカー不明
月光仮面    川内 康範・宣弘社

図柄のタッチが雑なものもあり
版権の許諾を受けずメーカー独自に
トレースしたものだと思います。

今回ブログの掲載にあたって
版権元の宣弘社に確認をさせていただきましたが
当時はキャラクター使用についてかなり寛容で
厳しい管理をしていなかったようです。

よって駄玩具の世界でも
把握できないほどの種類のグッズが
急激に誕生したようです。

安い玩具が豊富にあることは
子供たちにとってはうれしい限りでした。


続いては

2013_0303_162019-DSC00770.jpg

2013_0303_161857-DSC00769.jpg
月光仮面メンコ 実写版       山勝、丸昌、丸上 各社 
月光仮面    川内 康範・宣弘社

当時のテレビ放送はまだ白黒。
メンコの色は人工的に
カラー着色したものだと思われます。

最近でもCS放送で「月光仮面」を放送していましたが
小気味好いテンポで次々と場面が移り変わる構成は
見る者を釘づけに。
まさにハヤテのように現れてササッと早業でやっつけて
ハヤテのように去っていきました。
今見ても充分面白く楽しめる傑作であることを再認識。

そんな月光仮面のワンシーンを連想させる
実写版のメンコは
今ではヤフオクなんかでも
ものすごい高値がついてます。

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月光仮面丸メンコ 実写版       メーカー不明 
月光仮面    川内 康範・宣弘社

実写版の丸メンコはさらに数が少なく珍品。
直径は約12cm、小さいもので約5cm(裏面は無地)


続いて
月光仮面ごっこには欠かせなかったもの
と言えば

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       月光仮面 お面セット        メーカー不明
       月光仮面    川内 康範・宣弘社

透明だった外袋が経年のスレで曇りを生じ
大変見づらくなっていますが
セルロイド製のお面と
マント、ソフビのピストルがセットになっています。
これ一つあれば即遊べましたね。
元祖コスプレグッズと言ったところでしょうか。

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ブリキ製の巻き玉式ピストルと月光仮面の水鉄砲  
月光仮面    川内 康範・宣弘社

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       (水鉄砲のグリップの部分拡大)

ごっこにはピストルが欠かせなかったですね。
もちろん月光仮面の名前が付いてなくてもOKだったけど
付いていれば尚よしでした。

放課後は空き地のあちこちで
激しい銃撃戦が繰り広げられていました。
何回死んだことやら・・・


お次は福笑を

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月光仮面福笑                日光社
月光仮面    川内 康範・宣弘社

輪郭線が二重に見えるのは
3D用印刷でなく
ピンボケでもなく
単に版ズレによるものです。

当時の駄菓子屋物の印刷物にはよく見られました。

福笑いにまで登場するということは
当時の人気の高さを示していると言えるでしょう。


漫画でも人気者に

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       少年倶楽部 別冊付録  
       昭和35年9月号、12月号、昭和36年新年号


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画:楠高治
月光仮面    川内 康範・宣弘社   

当時の月刊漫画雑誌は
付録の充実度を競い合っていた時代で
10大付録付きなんてのも普通でした。
別冊漫画も5~6冊は必ず付いていたけど
その中でも月光仮面は間違いなく一番人気だったでしょう。


最後に
かるたにも参上!

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       いろはかるた月光仮面     鈴木出版㈱
       月光仮面    川内 康範・宣弘社

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画:湯川久雄

どくろ仮面の背後から
なにやら歌声が響き渡って来たようですが
ドラマの中にもあの歌
聞こえていたのでしょうか
「月光仮面の歌」

近藤よし子,キング小鳩会の
あの軽快なリズムと凛とした歌声は
今でも時々
私の頭の中にも流れてきます。
一度スイッチが入ると
なかなかOFFになりません。

あっイントロが
今またスイッチが入ってしまった。


今回のブログ公開にあたり
版権元の株式会社宣弘社様から情報提供など
ご協力いただきました。ありがとうございました。
     


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