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月で出会ったその人とは?

Posted by モロズミ・ダン on 26.2015 宇宙・SF 0 comments 0 trackback
少し過ぎてしまったが
4月12日は「世界宇宙飛行の日」であった。

1961年(昭和36年)のこの日
世界初の有人宇宙衛星船・ソ連のボストーク1号が
飛行に成功し
搭乗したガガーリン少佐の
「地球は青かった」が
流行語になった。

もう54年も前のことである。

2015年の今では
なんと
民間人が宇宙旅行へ行ける時代になった。
昨年あたりから
ツアー参加募集の販促を
JTBなどが本格的に開始したのだ。

若者の言葉を借りれば
「マジかっ!」
である。

と言っても宇宙滞在数分で2800万円ぐらい
かかるらしい。

超セレブ向けだった。
28万円ぐらいになるのはあと何年後だろうか。

でも残念な事に
昨年末テスト飛行中に墜落事故があり
ツアーは現在延期になっているようだが
問題が解消されれば
だれでも(といってもお金があり余る人の範囲)
ガガーリンと同じように
「青い地球」を見ることができる時代になった。

昭和30年代の
少年だった頃は
宇宙旅行は夢のまた夢だったが
当時はどんなレベルだったのか
今日は「宇宙旅行」特集として
ふり返ってみたい。


2015_0412_160914-DSC03054.jpg
「宇宙旅行すごろく」  中外製薬㈱ 販促品

市販品ではなく
薬局で薬を買うともらえた
景品である。

2015_0412_153140-DSC03025.jpg
「宇宙旅行すごろく」  中外製薬㈱ 販促品

オリジナルのロケット形の駒付で
しっかり商品名が印刷され
宣伝効果狙っている。

2015_0412_153923-DSC03026.jpg
2015_0412_153947-DSC03027.jpg
2015_0412_154002-DSC03028.jpg
2015_0412_154023-DSC03029.jpg
2015_0412_154102-DSC03031.jpg
「宇宙旅行すごろく」  中外製薬㈱ 販促品

抜粋してご覧いただいたが
地球を出発し
宇宙ステーションでの活動、宇宙遊泳
さらには青い地球を観測
そして最後に
月に到着で「上り」

と言った流れになっている。

なかでも
宇宙ステーションの内部構造と
その中で働く人の図などは
グッとくる魅力があった。

しっかりとした構成と画風で
景品としてはグレードが高い。
こんなのが店頭に飾られていたら
「お母さんグロンサン買おうよッ」
と男の子だったら誰もが
おねだりしてしまったことだろう。


表記に
朝日スライド㈱制作となっているが
何か情報がつかめればと思い
PC検索したが
その社名ではヒットせず
詳細は残念ながらお伝えできない。


続いては
これも駄玩具ではないのだが
昭和の子供にとっては
馴染み深い「紙芝居」を。

2015_0412_154327-DSC03034.jpg
自然観察教画シリーズ「ロケットの旅」  教画出版㈱ 昭和29年9月発行

おもに
保育園、幼稚園児を対象としていたようだ
裏面に幼稚園名のスタンプが押されてある。
実際に幼稚園で使用されたようだ。

この教画出版㈱も
情報が知りたくて検索するもヒットせず
社名が変わっているか
存続していないか・・・。

2015_0412_154400-DSC03035.jpg
自然観察教画シリーズ「ロケットの旅」  教画出版㈱ 昭和29年9月発行

裏面
語り口調はこんなかんじだ。

明くんとみよこさんの「ロケットの旅」の始まりで
園児たちは
興味津々
おもわず身を乗り出す姿勢が
想像できる。

全12面あるので
全部みてみよう。

2015_0412_154427-DSC03036.jpg
2015_0412_154452-DSC03037.jpg
自然観察教画シリーズ「ロケットの旅」  教画出版㈱ 昭和29年9月発行

ヘリやジェット機を追い越し
ものすごいスピードで宇宙へ。

そして地球の外周を右回で旋回。
右と具体的に示すことで
左右などの方向の意識づけする
教育の意図が感じられる。

2015_0412_154958-DSC03046.jpg
2015_0412_154512-DSC03038.jpg
自然観察教画シリーズ「ロケットの旅」  教画出版㈱ 昭和29年9月発行

北極星と天の川を発見し
おり姫様とひこ星様とご挨拶。

ロケットはこれから月に向かうことを伝える。

2015_0412_154524-DSC03039.jpg
2015_0412_154540-DSC03040.jpg
自然観察教画シリーズ「ロケットの旅」  教画出版㈱ 昭和29年9月発行

月にはウサギがいるかどうかを推測。

早く月に行って確かめたい衝動が起る。

2015_0412_154637-DSC03041.jpg
自然観察教画シリーズ「ロケットの旅」  教画出版㈱ 昭和29年9月発行

月に到着。
土星の輪に感銘し
しばし鑑賞。

ウサギの存在確認ならずも
月には
あの方がいらっしゃることを思い出し
出会いを熱望。

2015_0412_154653-DSC03042.jpg
2015_0412_154712-DSC03043.jpg
自然観察教画シリーズ「ロケットの旅」  教画出版㈱ 昭和29年9月発行

二人の思いが届いたのか
間もなく
あの方が登場
その名は
「かぐや姫」。

小さなかわいい訪問者に
かぐや姫も歓迎。

しかし二人は会うなり
かぐや姫の宝物のほうに興味を。

その七色に光る宝石は
快く二人に贈呈される。

2015_0412_154817-DSC03044.jpg
2015_0412_154837-DSC03045.jpg

そうこうしてる間に
地球が昇ってきて
全景を3人で感慨深く眺めるも

タイムアップで
地球に帰らなければならぬ旨を
かぐや姫に告げ
二人を乗せたロケットは矢のように帰路へ。


以上
文面は概略で紹介したが
あらためてみてみると
いろんな要素が混在していて
凄いストーリーである。

「取り扱いのねらい」として
裏面にも表記があるので引用しておこう

引用
ロケットによる月世界への旅行は明日の航空界研究問題
となっている-(中略)-子供の世界ではもうなくてはならな
い楽しい夢である。宇宙の姿をできるだけ正確に描いて
幼児にも理解できるよう努力した本編をこの方面の観察
資料に役立たせたいものである。


宇宙の姿をできるだけ正確にとあるが
空想や御伽話がミックスされていて
夢と現実の区別ができるのかなどと心配になるが
考え過ぎであろうか。

仲の良い異性と連れだって
ロケットを自在に操縦し
魅力的な景色を堪能
そして宝物を無償でゲットするなんざ
まさに
夢のような話である。

現実に例えるなら
お金持ちのおばさんの家に行って
高額なお年玉を貰ったら
サッサと帰るみたいな
ちょいズル的ちゃっかり感もあるが
鑑賞する人によって
様々な読み解きができる作品である
と言っておこう。

それにしても
月に突然!かぐや姫
は驚きだが

確かに
「かぐや姫」のお話は
さいごに姫が月へお帰りになって終わる話だった。

横道にそれるが
ここはちゃんと確認しておこう。

2015_0426_204718-DSC03080.jpg
講談社の絵本 ゴールド版「かぐや姫」 講談社 1966年発行 より

元になる話は
「竹取物語」。
日本最古の創作物語。遅くとも平安時代初期に成立したとされ
カナによって書かれた最初期のものとされている。作者は不明。

2015_0426_204147-DSC03077.jpg
講談社の絵本 ゴールド版「かぐや姫」 講談社 1966年発行 より

竹が光を放ち
おじいさんが幼少のかぐや姫を発見する
よく知られるシーン

2015_0426_204417-DSC03078.jpg
講談社の絵本 ゴールド版「かぐや姫」 講談社 1966年発行 より

複数の求婚も難題で退け
帝のお召しも断り
8月の十五夜にお別れを告げるシーン

そして

2015_0426_204459-DSC03079.jpg
講談社の絵本 ゴールド版「かぐや姫」 講談社 1966年発行 より

月御殿から来た神輿に乗り
月へ昇るシーン。

その後は
ずっと月に在住
そして
21世紀?の明くんとみよこさんの訪問を受ける・・・
といった時系列になるのだが。
かぐや姫はいったい何歳?と言った詮索は
夢を壊すのでやめておく。

それにしても
この絵本の画風
かなり洗練されているなぁ誰だろう
と思って確かめてみると

       2015_0426_204829-DSC03082.jpg

あの著名画家
伊東深水先生が担当。

なんでも鑑定団によく登場するお名前で
小ぶりな作品でも60万円以上の値の付く
人気画家の作品であった。

絵本と言えども
こんな一流画家を採用していたなんて
講談社のゴールド版絵本
恐るべしである。

ということは
この絵本ももしかしたら・・・高値が?
と大人になっても夢を抱かせる作品であった。


最後に
脱線気味になってしまったが
続編を近日(GW)中にアップする予定なので
チェックしていただければ幸いである。







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芳ばしい香りに魅かれてわざわざお店の前を通った

Posted by モロズミ・ダン on 12.2015 ごっこ遊び 0 comments 0 trackback
2015_0412_152722-DSC03022.jpg

4月12日は
「パンの記念日」だそうで

1842年(天保13)年、軍用携帯食糧の乾パンとして
日本で初めてパンが作られた事を記念して
昭和53年にパン食普及協議会が制定。

パン関連の玩具なんてあったかな
と思いつつ
納戸を探索していたら
なんとか記事になるもの数点見つけたので
今日はパン特集とさせていただきたい。


まずはこちらから

2015_0412_150843-DSC03002.jpg
ショッピングあそびシリーズ パンやさんセット   ㈱ニシノ

ままごと系玩具で
全景は

2015_0412_160551-DSC03047.jpg
ショッピングあそびシリーズ パンやさんセット   ㈱ニシノ

上蓋がなく
ブリスターでパックされている。
STマーク(昭和46年認証開始)も付いているので
昭和40年後半以降に販売されたものだろう。

2015_0412_160630-DSC03048.jpg
ショッピングあそびシリーズ パンやさんセット   ㈱ニシノ

実在の人気ブランド銘柄を
ミニチュアサイズで商品化。

このパターンは
これまでも何点か紹介したが
増田屋の「ごっこシリーズ」を
意識し踏襲しているようだ。

2015_0412_151156-DSC03004.jpg
ショッピングあそびシリーズ パンやさんセット   ㈱ニシノ

牛乳類は実在の名柄でなく
妥協したのか
「子供」ブランドだ。

2015_0412_151408-DSC03007.jpg
2015_0412_160727-DSC03051.jpg
ショッピングあそびシリーズ パンやさんセット   ㈱ニシノ

飲料系は
ズバリ有名メーカーブランドが
読み取れる。

2015_0412_151420-DSC03008.jpg
ショッピングあそびシリーズ パンやさんセット   ㈱ニシノ

主役のパンであるが
チョココロネやコッペパン
クリームパン、チョコケーキ
などと取り揃えているが
ミカン缶の左にある
薄ベージュのもの
なんだろう?
よくわからないものもある。

       2015_0412_160740-DSC03052.jpg
       ショッピングあそびシリーズ パンやさんセット   ㈱ニシノ

お店屋さんごっこにはかかせない
レジスターも
しっかりセットされている。

2015_0412_151506-DSC03009.jpg

箱裏はぬりえになっていて
シリーズの一覧も掲載。

メーカーの㈱ニシノは
PC検索して調べたが
土木業や塗装業などしかヒットせず
今は存在していないかもしれない。


続いては

2015_0412_162406-DSC03055.jpg
こどもトースター  米澤玩具㈱

ヨネザワは
かつては
昭和の主要玩具メーカーであったが
のちにセガグループに吸収された。

今では何点も復刻品が企画されてる事を考えると
当時、ヒット商品を連発していた証と言えるだろう。

ギミックはこうだ。

2015_0412_150715-DSC03001.jpg

2015_0412_150505-DSC03000.jpg
こどもトースター  米澤玩具㈱

PAT.Pの表示があるので
特許等の出願中であり
独自性のある斬新な構造であったのだろう。

2015_0412_150401-DSC02999.jpg
こどもトースター  米澤玩具㈱

焼きあがると
こうなる。

食パンが
チーズのようにも見えるが
玩具であるのでご愛嬌か
それともミミ部分の
塗装忘れか。


3点目は
老舗大御所の増田屋製のものを

2015_0412_151600-DSC03010.jpg
こどものパン屋さん   ㈱増田屋コーポレーション

冒頭の画像は
この箱絵を部分拡大したものだ。

このシリーズは
どれも箱絵が魅力的だ。

ジャムパン
クリームパン
あんパン
チョコロール
カレーパン
ハムサンド
etc・・・

ショーケースに
これらのパンが
隙間なく敷き詰められているのを見ると
小学校の頃を思い出す。

下校時、通学路からはずれ
わざわざ遠回りして
パン屋さんの前を通って帰ったことを。

お店に近づくと
小麦と砂糖とバターなのだろうか
それらが焼けるあの芳ばしい香り
家庭では味わえない
ちょっとおしゃれで洋風な風味に
思わず足が止まったものだ。

ショーケースに並んだ
こんがり焼けたパン達を
垂涎のまなざしで見つめ
思いっきり食べたら
どんなに幸せだろうと
口に入れたときの豊潤な感覚を
目をつむって想像した。
(おバカな表情だったと思う)


パン屋のパンは少々高値。

結局
腹ペコ太郎は
しぶしぶパン屋を後にし
金銭的に
駄菓子屋の駄菓子+駄玩具で落ち着き
欲求不満を解消するしかなかった。

2015_0412_152831-DSC03023.jpg
こどものパン屋さん   ㈱増田屋コーポレーション

セット内容は
パン以外も充実。

2015_0412_152227-DSC03017.jpg
2015_0412_152245-DSC03018.jpg
2015_0412_152528-DSC03020.jpg
2015_0412_152644-DSC03021.jpg
こどものパン屋さん   ㈱増田屋コーポレーション

ここで
「あれっ!」
と思った人がいたら
観察力の鋭い方である。
そして
間違い探しクイズが得意な人
でもあるだろう。

よく見ると
クリームパンなどパン4種と
ローズ印の角砂糖は
最初に紹介した
㈱ニシノのパンやさんセットのものと
まったく同じなのである。

似せて作ったのかと思いきや
2種を近づけてみても
形状は寸分たがわず同じ(樹脂色は若干異なる)
角砂糖に至っては
版下まで1ミリの差もなく一緒だ。

製造時期は増田屋の方が先
と思われるが
これはどうしたことか

●金型使用権利の移譲があった
●後発メーカーがまるっと模造した
●両社ともグループ企業であった

などが考えられるが
残念ながら調べきれなかった。

2015_0412_152306-DSC03019.jpg
こどものパン屋さん   ㈱増田屋コーポレーション


パンを入れる
包装袋まである。

このシリーズの凄いところは
細かい備品までこだわって
セットしていることだ。


この記事をアップしていたら
あの芳ばしい豊潤な香りが薫るお店へと
足を運びたくなった。






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