スポンサーサイト

Posted by モロズミ・ダン on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

気になるあの勇者のヘアスタイル:その1

Posted by モロズミ・ダン on 22.2016 御伽・歴史 0 comments 0 trackback
2016_0101_175609-DSC03523.jpg


ちょうど1年ぐらい前に書いた記事で
「桃からパッカーン今昔」(←クリックで別ウインドウ)はご記憶にあるだろうか。

桃太郎の出生の真実に迫ろうとした
記事であったのだが
この時アップした双六に
金太郎もちょこっと写っていたのだが
その髪型がずっと気になっていた。

「桃から・・・」でアップしたものとパッケージ違い(中の双六は同じ)のものを
ご覧いただきたい。

2016_0522_185638-DSC03783.jpg
2016_0522_185717-DSC03784.jpg
おとぎばなし双六   まるとみ

この髪型である。
お母さんが「金太郎」を読み聞かせした時
子供が
「なんで毛が剃ってあるの!」などと
過剰反応を起こした場合
なんと説明するのだろう。

金太郎の関連グッズは絵本などを中心に
多数販売されてきたが
全部この髪型なのであろうか。

今回は
このインパクトある金太郎の髪型の謎を含め
金太郎の生き様に迫ってみたい。


絵本で内容を確認しておこう

金太郎の絵本は昭和30~40年代のもの
5冊ほど所有しているので古い順に紹介しよう。

2016_0522_184934-DSC03765.jpg
「きんたろう」 ㈱ます美書房   30円
画:川島赤陽

熊にまたがってお馬の稽古

金太郎の童謡にもある象徴的な姿を
表紙にもってきている。

2016_0522_185011-DSC03767.jpg
2016_0522_185028-DSC03768.jpg

金太郎の力強さを画いている。
相撲のけいこでは
大きな熊のみならず
兎まで蹴散らしてしまっているのだ。

さすがに
「これはまずい」
と思ったのか丁寧に手当てをしているのだが。
男子は強いだけではなく優しい人であるべき
と教育的な要素を含ませているのだろう。


ここで下向きの角度で
金太郎のヘアスタイルがハッキリと見ることができる。
双六の図ほど大きくはないが
きれいな円形で青々と剃り上げているのだ。

2016_0522_184954-DSC03766.jpg

穏やかに
笛の練習をするシーンもある
男子たるもの
力強さだけでなく
あらゆる徳性を積まなければならない
といったところか。


2016_0522_184731-DSC03761.jpg
「金太郎」  二葉書房  30円
画:米内穂豊

2冊目は
日本画調のタッチで描かれているが
やはり頭頂部に
円形の剃りが見てとれる。

2016_0522_184824-DSC03762.jpg

剛力だけじゃないよ
とばかりに
身軽さも兼ね備えていることを
アピールしているようだ。

2016_0522_184848-DSC03763.jpg
2016_0522_200200-DSC03802.jpg

谷を渡るために
橋として掛ける
大木を引き抜いている図。

それを見ていた
碓井貞光にスカウトされ都にわたり
坂田金時として立派なお侍になり
そして実家に凱旋の図だ。

2016_0529_181523-DSC03809.jpg

裏表紙には
読み聞かせの際の
物語の主旨や補足が掲載されている。
シーンは見たことないが
最後に鬼退治遠征に出かけたようだ。
(桃太郎に負けじと意識したのだろうか)


続いて3冊目

2016_0522_185052-DSC03769.jpg
「金太郎」 ㈲きくや書店   40円
編集:童画研究会

背負い投げで一本勝ち
の表紙だが
ここでもやはり
見事な円形の剃り込みが画かれている。

2016_0522_185127-DSC03771.jpg

熊だけでなく
鹿も乗りこなします。

2016_0522_185153-DSC03772.jpg

鯉も乗りこなします。

2016_0522_185115-DSC03770.jpg

そして
桃太郎のきびだんごに対抗してか
おにぎりで
動物たちを
手名づけている。(のだろうか)
この後に紹介する絵本にも
おにぎりシーンが再三出てくるのだ。


続いて4冊目

2016_0522_185212-DSC03773.jpg
「きんたろう」  ㈱富士屋書店  40円
画:並木良

迫力の土俵入りの図で
これまた円形の剃り込み有。

2016_0522_185230-DSC03774.jpg

さあ
みんなでおにぎりの図。

2016_0529_181548-DSC03810.jpg
2016_0522_185247-DSC03775.jpg

そしておにぎりパワーで
大木を引き抜き
鯉も力づくで乗りこなすのだ。


最後はこの1冊

2016_0522_185319-DSC03776.jpg
「きんたろう」  光洋出版㈱  100円
画:大野きよし

お椀の烏帽子で隠れてはいるものの
あの髪形がわかる。

これで5冊全部円形剃り込みが確認出来た。

これはもちろん金太郎に限った事ではない。
平安時代の頃より子供は生後7日後に
頭頂部を剃る習わしがあったようだ。
また
武士の髪型に見られる「月代」(さかやき)
あのおなじみの
半月状に剃り込むスタイルが
武士のみならず一般人にまで流行していた
という考察があるようだ。

2016_0522_185338-DSC03777.jpg

物語に欠かせないキャラ
熊についての
充分過ぎる位の解説が。

2016_0522_185354-DSC03778.jpg

鯉についても
同様の解説。

2016_0522_185425-DSC03779.jpg

そして
また出ました
おにぎりシーン3発目。

2016_0522_185502-DSC03780.jpg

碓井貞光が
金太郎の力量を目の当たりにしたシーン。
2ページぶち抜きの鮮やかな背景をベースに描かれている。

この作者
大野きよし先生は漫画家としても活躍されていた実力派。

2016_0529_210934-DSC03811.jpg
「くろしおの王者」 少年クラブ 付録 昭和33年発行 講談社
大野きよし

ストレートに上手です。

さて絵本に戻りますと

2016_0522_185519-DSC03781.jpg

碓井貞光が金太郎宅に訪れ
腕相撲を行っている。
金太郎の力量を直接確かめたかったのだろう。
スカウトするに当たり
細かい確認作業があったことは
他の絵本では見られない場面だ。

2016_0522_185533-DSC03782.jpg

その後、出世をして
実家へ凱旋。

あの髪形
月代(さかやき)は
武士が烏帽子や兜をしたときの
頭頂部の蒸れを防止する理由から
との説が有力である。

もちろん
出世した金太郎の烏帽子の下は
幼少時より慣れ親しんだあのスタイルで
変わりはないだろう。



次週
金太郎のその2(完結)
駄玩具関連を予定します。







スポンサーサイト

駄菓子屋の看板娘と言ったら:その5(きせかえ派生形編)

Posted by モロズミ・ダン on 08.2016 女の子もの 0 comments 0 trackback
きせかえ特集の5回目最終回は
ノーマルなきせかえではなく
ひと工夫加えられた複合版というか
進化版というか変わり種の特集を。


少しでも実際のお人形に近づけたかった

2016_0424_183540-DSC03724.jpg
立体きせかえ  ホシ玩具

ホシ玩具はメンコ特集でも紹介したメーカーだ。

立体のきせかえがたったの5円?
これは買わねば
と期待が膨らむタイトルと表紙絵だが。

2016_0424_183704-DSC03725.jpg

2016_0424_184001-DSC03726.jpg

2016_0424_184203-DSC03727.jpg

5円一袋の中にはお人形シート1枚と
きせかえ2シート入り。
どう立体になるのだろうか
この時点でも理解できない子がいたかもしれない。

       2016_0424_184234-DSC03728.jpg

立体とはいっても
裏面にスタンドを取り付けて
立てるだけのこと?

5円だもの
本物のお人形並のものはやっぱ無理か

社会の厳しさを学んだことだろう。


ぬりえと合体、欲張りバージョン

2016_0508_205116-DSC03731.jpg
2016_0508_211844-DSC03754.jpg
きせかえぬりえ    (メーカー不明)

人気玩具の2種を
ひとつにあわせたタイプだ。

どちらで遊ぶか迷った時など
これ一つでお悩み即解消と言ったところか。

こんな玩具で遊んだ子供が大人になって
松屋の「カレギュウ」などを
開発しているのかもしれない。

2016_0508_205204-DSC03732.jpg

顔の部分はカラー印刷で固定され
洋服をぬりえで遊ぶ。
きせかえはページを変えることで
きせかえる。
ほんとよく考えられています。


ハンディケースに入ったオールインワンタイプ

2016_0508_212047-DSC03755.jpg
きせかえバック   新生堂

電車切符かばんで定評のある新生堂。
バックに入れ込むパターンは
真骨頂といったところだろう。

これはシリーズ化しているのだが
STマーク(昭和46年~)が付いているタイプと
そうでないものが混在しているので
昭和46年より少し前あたりから販売されていたようだ。

2016_0508_205543-DSC03735.jpg

2016_0508_212326-DSC03760.jpg

2016_0508_212239-DSC03758.jpg

2016_0508_212302-DSC03759.jpg

2016_0508_212204-DSC03756.jpg

きせかえ自体も質・量とも標準以上に取り揃えられ
それ以外の家具、小道具、背景も充実。
ドールハウス的なお遊びが可能となっている。

2016_0508_212220-DSC03757.jpg

2016_0508_205832-DSC03739.jpg

別冊でデザインブックも入っている。
ブック内には服地(紙製だが)シートが4柄綴じ込まれていて
白色の型紙(厚紙)に合せて自由にカット
オリジナルの洋服を作れるというもの。

ここまで至れり尽くせりのセットは当社だけだろう
と言わんばかりの
新生堂の開発担当者の意欲が伺える。

2016_0508_210058-DSC03740.jpg
  


舞台は病院、悲劇のヒロインを演出か

新生堂のバックシリーズをもう一つ。

2016_0508_210215-DSC03741.jpg
きせかえバック ドクターセット   新生堂

2016_0508_210322-DSC03742.jpg

こちらも内容充実。
きせかえドールハウス遊びに必要なアイテムが
オールインワンとなっている。

2016_0508_210540-DSC03747.jpg

入院したわたし
などと設定にもこだわりを感じる。

ミニスカート全盛期なのか
それともスカートを穿く前?の図なのか
おともだちの服装も気になるところ。

2016_0508_210506-DSC03745.jpg

2016_0508_210556-DSC03748.jpg

2016_0508_210519-DSC03746.jpg

退院するわたし
と最後まで細かい設定。

院長先生が退院祝いに
なんとワイン片手に薔薇を携え・・・
IKKOさんがこれで遊んでいたら
この病院と主人公のセレブっぷり
どんだけ~
と言っただろう。

2016_0508_210835-DSC03752.jpg

2016_0508_210410-DSC03743.jpg

ベッドは
まあわかりますが
車いす、レントゲン機器まで登場。
リアリティ溢れる病院ごっこが
可能である
と言っておこう。

2016_0508_210434-DSC03744.jpg

2016_0508_210752-DSC03751.jpg

2016_0508_210741-DSC03750.jpg

保険証、診察カード、内服薬袋
さらに
診察表、入室許可証まで揃っている。
地味でリアルな部分までこだわりを感じる。
玩具の範囲を越えているような
この必要以上な設定ぷり
IKKOさんが遊んでいたら・・・
(このパターンさっきやったっけ)

2016_0508_210903-DSC03753.jpg

ポップアップの病室もあるのだが
病室のとなり壁一枚で手術室が。
しかもドアがあってなんと
2部屋が簡単に行き来できる構造に。
さすがに病室側には
「禁・入室」
と貼ってはあるが。

もしかしたらセレブ患者専用
手術室付病室
ということかもしれない。




 HOME 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。