玩具の世界をも駆け抜けた夢の超特急

Posted by モロズミ・ダン on 12.2014 鉄道・交通 0 comments 0 trackback
ちょうど50周年なんですね。
東海道新幹線開業から。
マスコミ、イベントでも大きな話題になってます。

昭和39年10月
新幹線ひかり号の登場は
戦後日本の高度経済成長のシンボルとも言え
日本人の誇りと希望が込められた存在でもありました。

勿論
玩具の世界など子供文化にも
大きな影響を与え
子供達の夢も乗せて駆け抜けていました。

今日は新幹線ひかり号特集です。

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世界に誇る!新幹線旅行セット  ㈱増田屋コーポレーション

電車の運転手は子供達の夢のような
憧れの職業でしたが
さらにひかり号となると夢のまた夢!
そんな子供心をくすぐる箱絵です。

当時
夢の超特急と言われ
営業最高速度210キロにあと少しの場面
でしょうか
それを意識してか
速度メーターも大きめに描かれています。

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世界に誇る!新幹線旅行セット  (箱の中)

増田屋の社会科玩具シリーズは当ブログでも
おままごと系を多数紹介してきましたが
これは数少ない男の子もの。

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シルバー塗装の新幹線玩具やブリキの腕時計、写真フィルム
腕章、切符など基本アイテムから・・・

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乗客目線の設定として
水筒、コーラー、バヤリスオレンジ、
酔い止めのトラベルミン
8ミリとフィルムなど
実名の商品名でセットされてます。

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お弁当類も充実。
シュウマイ弁当、サンドウィッチ

当時は
駅弁も高くてなかなか買ってもらえない
「御馳走」だった時代
ですのでここに同封することで
商品価値のポイント高くしてます。

カネボウの
ハリスガム、ハイフルーツガムも
実際にあった商品ですね。

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旅行かばんにそれらを詰め込んで
夢の旅に出発進行!


続いては新幹線駄玩具を

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新幹線4両編成       クラウントイズ

ヘッダーのイラストも玩具の出来も
かなりチープでしたけど
新幹線ならうれしかった。
商品化してくれてありがとう
との思いがありましたね。

開封済みの同系の玩具があったので
全体を見てみましょう。

       2014_1012_200255-DSC02730.jpg

このタイプの玩具
連結の突起がすぐ折れちゃうので
だんだん取り扱いが慎重になったものです。

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本物とちょっと形が違う感じがしますが
気のせい
と言い聞かせて遊びました。


続いては
駄玩具の定番
切符かばん系。

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のりものかばん    トミタヤ

ひかり号の雄姿!
背景にはやはり富士山が似合います。

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かばん裏面もフルカラーでイラストが
こちらはロマンスカーですが。

この商品
中身が充実してます。

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乗務員帽子、腕章、標識
硬貨、切符綴り2冊、厚切符16枚
ブリキ製のパンチとホイッスルまで
と盛りだくさん。


さらに切符系を

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超特急ひかり電車パス   (メーカー不明)

箱絵は単色ですが
ホイル系で光沢のある高い用紙を使ってます。

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中の切符綴りの表紙は
ひかり号をベースに
漫画タイプと実写タイプの2種。

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中はひかり号の切符
と言うわけではありませんが
リアルな切符も含まれていて
充分楽しめました。


ではここで
参考資料をみてみましょう。

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「こども科学館」1号 特集:てつどうものがたり ㈱国際情報社 昭和39年1月発行 より

当時の小学生向けの学習雑誌です。
初版は昭和35年発行でしたが
新幹線ひかり号の開業にあわせて
改訂新版が発行されたようです。

2014_1012_163523-DSC02709.jpg
「こども科学館」  ㈱国際情報社 昭和39年1月発行 より

編集時はまだ開業前だったようで
試作車の走行風景や車内の様子を掲載しています。

新幹線以外にも鉄道に関する情報が盛りだくさんで
たとえば

2014_1012_163906-DSC02711.jpg
「こども科学館」  ㈱国際情報社 昭和39年1月発行 より

一般の人にはちょっとなじみの薄い
鉄道標識や信号の専門性の高い解説やら・・・

2014_1012_163812-DSC02710.jpg
「こども科学館」  ㈱国際情報社 昭和39年1月発行 より

青函トンネルや関門トンネルなど
海の底を通る大規模なトンネルのシールド工法について
わかりやすく解説
大人でもわからないような知識満載で
お勉強になります。


ちなみにこの本の
初版もあったので比較してみます。

2014_1012_164043-DSC02712.jpg
「こども科学館」1号 特集:てつどうものがたり ㈱国際情報社 昭和35年5月発行 より

表紙は遊園地の機関車でした。
ひかり号がまだ登場していない
この時代の電車は何が代表格であったかと言うと

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「こども科学館」  ㈱国際情報社 昭和35年5月発行 より

こだま号でした。
東京=大阪間を6時間40分の速さで走るとの説明が。
今では2時間半ぐらいですので時代を感じますね。

また車内から自宅に電話がかけられたり
喫茶コーナーがあったりと最新の情報が掲載されています。


かっこいいページがあったので
ついでにアップ。

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「こども科学館」  ㈱国際情報社 昭和35年5月発行 より
画:萩原孝治

ひかり号よりさらに先の未来の鉄道を想像した1枚。
ジェットエンジンを搭載し 都市間を高速で走るレバカー(Levacar)で
海外でも研究が始まっているとのことです。
まわりの車も宙を浮いて走ってますが
いつの時代に見れるのでしょうか。


さてさて
新幹線ひかり号と言えば
当時の人気漫画、アニメにもよく登場してました。
みんなが注目の超特急でしたからね。
作者もつい採用したくなってしまうでしょう。

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鉄人28号「超特急を守れ」 朝日ソノラマ 昭和39年8月発行 より
「鉄人28号」横山光輝/光プロ、 1964朝日ソノプレス社

ドラマ入りのソノシートは大流行してました。
鉄人の第2弾に夢の超特急が登場しています。
ただし
お話の中では「超特急日の丸号」と・・・
国鉄との名称使用許可等の確認が
遅れていたのでしょうか。

2014_1012_184708-DSC02720.jpg
鉄人28号「超特急を守れ」 朝日ソノラマ 昭和39年8月発行 より

ストーリーは
夢の超特急の開業に合わせて乗車した
海外の要人を暗殺団から守るため
鉄人が護衛するというもの。

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鉄人28号「超特急を守れ」 朝日ソノラマ 昭和39年8月発行 より

途中
浜名湖からカニロボットなどが現れ
苦戦するも木端微塵にして鉄人勝利。

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鉄人28号「超特急を守れ」 朝日ソノラマ 昭和39年8月発行 より

超特急は無事大阪に着いて
めでたしめでたしの巻

超特急日の丸号を中心に展開したお話に
なっており
これをみても
新幹線の注目度が高かったことがわかります。


個人的に
一番印象が強かったのは
エイトマンでしたね。

エイトマン
エイトマン アニメ放送オープニングより
「エイトマン」平井和正・桑田二郎/TBS

アニメのオープニングで
あの話題の最新鋭超特急ひかり号と競争して
なんと抜き去っていくんですから
小学校1年生の私には衝撃的でした。
今見てもカッコイイ!








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