スポンサーサイト

Posted by モロズミ・ダン on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

機体に光る金色の鷲:その1

Posted by モロズミ・ダン on 18.2016 ヒーロー・キャラクター 2 comments 0 trackback
戦争漫画の代表作

小学校下校時
よくこの主題歌を歌いながら
勇ましく右手を振り々
行進するかのごとく帰りました。

2016_0717_205208-DSC03899.jpg
「0戦はやと」敵空母を撃沈せよ ビクター出版㈱
辻なおき 

0戦はやと・・・
昭和30年代生まれの男の子にとっては
忘れられないヒーローのひとりだろう。
愛機0戦に光り輝いていた「鷲」のデザインが
トレードマークだった。

今回は
特集その1として
ソノシートと漫画誌(+付録)をピックアップします。

1960年~70年代は
特に戦闘機パイロットを主人公にした漫画がヒット。
「0戦太郎」「紫電改のタカ」「ゼロ戦レッド」「ゼロ戦行進曲」「荒鷲少年隊」
「あかつき戦闘隊」「烈風」など
名作がめじろ押しで
さながら戦争物ブームが起きていた。

そして「0戦はやと」は
戦争漫画の中で唯一アニメ化されるほど
人気の高い作品であった。


人気アニメだけの特権だったソノシート化

当時
アニメ化された漫画は
必ずと言っていいほどソノシートも商品化された。
当然ながら0戦はやとも。

しかしソノシートは高かった。
定価280円と
少年キングなどが50円で買えた時代にあって
結構なお値段だったので
誕生日などの
特別な時にしかおねだりできない代物だった。

冒頭のソノシートの中を
抜粋してみてみよう。

2016_0717_205254-DSC03900.jpg
2016_0717_205318-DSC03901.jpg
2016_0717_205338-DSC03902.jpg
2016_0717_205350-DSC03903.jpg
2016_0717_205406-DSC03904.jpg
「0戦はやと」敵空母を撃沈せよ!の巻  ビクター出版㈱
辻なおき 

敵空母を攻撃するために出撃し
重い爆弾を装備しながらも敵機を撃ち落とし
さらに的確な雷撃で空母を見事撃沈・・・
極めてオーソドックスなストーリーだ。

0戦はやとのソノシートは
もう1枚発行されていたのだが
何故かこちらは対象的に
奇抜な内容になっている。

2016_0717_205718-DSC03905.jpg
「0戦はやと」幻の戦車の巻 ビクター出版㈱
辻なおき 

2016_0717_205734-DSC03906.jpg
2016_0717_214111-DSC03926.jpg
2016_0717_214058-DSC03925.jpg
「0戦はやと」幻の戦車の巻 ビクター出版㈱
辻なおき 

敵の新兵器・万能戦車(水・陸・空で戦闘可能)と
闘志溢れる操縦士が搭乗している旨の情報提供がなされた。
それを受け
隼人のライバル一色が隼人の精神面を卑下したことで
殴り合いのケンカになるも上官が制止する。

え~まず万能戦車
説明するまでもなく架空の兵器であり
漫画ならではのおもしろさとしておこう。

また腰抜けか腰抜けじゃないかで
上官の前で殴りあうという
これは精神不安定状態だったのか
まあ
やる気をアピールする一種のパフォーマンス
とも考えられるが。

後半は万能戦車の撃滅作戦開始へ

2016_0717_205817-DSC03907.jpg
2016_0717_205902-DSC03908.jpg
2016_0717_205914-DSC03909.jpg
2016_0717_205938-DSC03910.jpg
「0戦はやと」幻の戦車の巻 ビクター出版㈱
辻なおき 

一色のパラシュート作戦は
風速計算を誤り失敗。

隼人の時限爆弾作戦は
見事戦車の下部に装着
爆破に成功。

無敵とされていた万能戦車は
隼人の作戦で死角を露呈し
量産計画が中止になった
めでたしめでたしの巻。

それにしても
空を飛ぶような一色の作戦
どこかでみたようなアクション?
と思った方もいるのでは。
そう
2年前に当ブログでも特集した
忍者部隊月光(吉田竜夫)「空を飛び風を切って大活躍」(←クリック)
作風似てますよね。

実は
作者の辻なおき先生
タツノコプロ創設時にアシスタントとして名を連ねていたようだ。

辻なおきと言えば
あまりに有名な「タイガーマスク」。
後の大ヒット作品だが
リングの中でも奇想天外な
空中殺法は見どころだった。


付録のシールは購入意欲を大きく後押し

続いて
小学校の頃
ボロボロになるまで読み込んだ
漫画誌を。

2016_0717_214306-DSC03927.jpg
2016_0717_214353-DSC03928.jpg
「0戦はやと」第1巻 爆風隊の巻 少年年画報社 昭和39年4月発行
辻なおき

雑誌サイズの単行本である。
連載は週刊少年キングであったが
別冊で5巻(未完)まで発行されていた。

待望のアニメも始まり表紙裏は
その告知が大々的に行われている。

それにしても
特別付録
0戦はやとシール
↑気になるでしょう。

2016_0717_210646-DSC03912.jpg
「0戦はやと」第1巻 爆風隊の巻 少年年画報社 昭和39年4月発行
辻なおき

勿論小学生の頃
リアルタイムで読んでいたものは
擦り切れていつの間にか消滅、
シールなんぞは
買って即切り離し
あっという間に
あらゆるところに貼りまくった。

ここにあるのは
大学生ぐらいになってから
付録シール未使用の物を探し
買い直したものだ。

全巻
付録そのまま付
なので
順に見ていただこう。


2016_0717_214525-DSC03929.jpg
2016_0717_210924-DSC03914.jpg
「0戦はやと」第2巻 奇襲戦法の巻 少年年画報社 昭和39年5月発行
辻なおき

慎重に切りとって
筆箱、下敷き、かばん、鉛筆削り
タンス、冷蔵庫、柱などなど
自分の縄張りを示すかのように貼りまくった。


2016_0717_211224-DSC03916.jpg
2016_0717_211242-DSC03917.jpg
「0戦はやと」第3巻 好敵手の巻 少年年画報社 昭和39年7月発行
辻なおき

3巻は当時流行していたワッペン型に。
「これは帽子の横に貼ろうっと」
と言っていたかもしれない。


2016_0717_214641-DSC03931.jpg
2016_0717_211819-DSC03920.jpg
「0戦はやと」第4巻 偽装船の巻 少年年画報社 昭和39年8月発行
辻なおき

今回は特にお買い得!
シートがいつもの倍の大きさだ。
しかも
1枚1枚切りとって直貼りするシールではなく
上から爪でコスって定着させる転写プリント
とても楽で簡単。
遊びに忙しい日々なので
この時間短縮はうれしいことだった。

付録も徐々に
グレードアップしていく傾向なので
5巻はさらに期待が膨らむ。


2016_0717_211931-DSC03921.jpg
2016_0717_212003-DSC03922.jpg
「0戦はやと」第5巻 危機一髪の巻 少年年画報社 昭和40年1月発行
辻なおき

あららっ
シールはどしたの?

絵葉書なんて
いきなりコスト削減か
と小学生でも疑問に思ったことだろう。

実は
アニメも開始からしばらくして次第に視聴率低迷。
半年で打ち切りの話も出ていたようだ。
(フジテレビ系:1964年1月21日から10月27日まで全38話放送)

漫画誌の発行も
それまで月ごとに発行されていたが
3巻のあと
4巻発行まで5カ月を要している。
発行部数も削減で
付録も採算を考え見直しになったのだろう。

戦争物ということで
PTAからの反発など逆風もあり
百戦錬磨のはやとも
厳しいPTAのお母さん方には
かなわなかったといったところか。

結局
漫画誌第6巻は発行されなかった。(ようだ)


アニメとスポンサーの強力タッグ

アニメのスポンサーは
自社製品とアニメキャラを強力に結びつけ
訴求効果を狙うことはよく見られたパターンだ。
漫画誌の広告にも
はやとを
しっかりと登場させている。

強引なスポンサーだったら
はやとの0戦のマークを
金色の「鷲」ではなく
「金鶏(キンケイ)」に
させるぐらい発言力があった。
ストーリーや設定に介入するぐらいの
力関係だったと思う。

金鶏を例にした理由は
スポンサーがこのメーカー
だったので。

2016_0717_211036-DSC03915.jpg
「0戦はやと」第2巻 奇襲戦法の巻 少年年画報社 昭和39年5月発行
裏表紙広告より

辻なおき

それにしても
強烈なキャッチコピーで
インパクトありますな。

「ボクが決めたのです」
と夕食メニューの決定権があるなんて
いいとこのお坊ちゃん設定だろうか?

とっても貧乏だった私なんぞ
そんな強気な発言をしたら
ご飯は完全にお預けだった。
(妄想の中だけは別でしたが)


次回
0戦はやとの駄玩具、文具、子供用品等を
特集してみます。



※今後の予定
7月24日頃
「妄想和食堂」
改編および寿司の部の追記

8月7日頃
「機体に光る金色の鷲:その2」








スポンサーサイト

○ Comment

モロズミ・ダン様こんにちは。

ゼロ戦はやとは当方はマンガ未読なのですが幼い頃歯医者の待ち時間に同じ辻なおき先生のゼロ戦ものの増刊号を読みふけった記憶があります。(ゼロ戦太郎?)

マンガ版は未読ですが昔パイロット版のアニメを見たことがあり、主題歌は愛唱歌です。

そのビデオのOPのラストにもキンケイカレーの広告が出ていました。

ゼロ戦はやとのアニメを制作したピープロという会社はフィルム管理がずさんで特にアニメは残ってないものが大半のようで、このはやとも再見が望めないようで残念です、、、。

今回紹介されていた空飛ぶ戦車のソノシートは東京在住時に古本屋でバイトしていた頃に見かけた記憶があります、リアルな画風で無理やり飛んでくる戦車のビジュアルに「ゼロ戦はやとってこんな作風だったの?」と少し驚いたのですがこれは異色の番外編なのですね(ちょっと安心)
2016.08.15 00:03 | URL | ストラダ5 #JyN/eAqk [edit]
ストラダ5様

いつもコメントありがとうございます。
0戦太郎もご存じなんですか。さすがです守備範囲が広いですね。
先程、0戦はやと繋がりで0戦太郎の記事をアップしましたので是非ご覧ください。
今回は付録本をメインにアップしてますが、ストラダ5さんが歯医者さんで読んだと思われる
増刊号も次回に取り上げる予定です。
厚さ4cm以上ある読みごたえ充分な雑誌版(昭和54年発行)ですが違っていたらごめんなさい。
ではまた。


2016.08.16 22:56 | URL | モロズミ・ダン #- [edit]

○ Post comment


  • 管理者にだけ表示を許可する

○ Trackback

trackbackURL:http://morozumid.blog.fc2.com/tb.php/150-c5bd462a
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。