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ブリキの金魚で昭和式に涼んでみたいと思った

Posted by モロズミ・ダン on 16.2017 その他・定番 0 comments 0 trackback
先日
駄菓子屋さん(チェーン店)に立ち寄った時に
金魚柄のブリキのバケツを見つけた。

2017_0816_151254-DSC04478.jpg

子供の頃
これでよく遊んだので
懐かしく
しかもまだ売られているなんて
うれしい気分になった。

残念ながら
店頭には小型のバケツしかなかったが
かつて
金魚のプリント柄のブリキ玩具は
他にお皿やひしゃくなどもあった。

また
プリント柄だけでなく
金魚形(金魚の輪郭をした)のものが大人気で
ジョーロや浮き型など夏の水遊びには
かかせない定番アイテムだった。

お店での情報によると
金魚形のアイテムは
現在では製造(日本製)されておらず
問屋倉庫にデッドストックとしてあるものが
市場に出回ることがあるだけとのこと。
結構貴重な商品になってしまった。

そうなると
これまで集めた手持ちのもの全部引っぱり出して
その良さを再確認してみたい気持ちになる。

以下
昭和を代表する金魚形ブリキ玩具
・金魚ジョーロ
・金魚浮き型
をご覧いただきたい。


独特な形が印象的な金魚ジョーロ

2017_0816_145158-DSC04465.jpg
ブリキの金魚ジョーロ(量産、最終型) 

つん!と
斜めに突き出ている蓮口が
なんともかわいらしい。

2017_0816_144541-DSC04464.jpg
ブリキの金魚ジョーロ(量産、最終型) 全長約19cm

和装を思わせる
変化のある彩色の鱗と
尾びれの景色
赤を基調とした鮮やかなプリント柄も
この商品の大きな魅力だ。

このタイプは
持ち手部分も白く塗装されているなど細部まで手が加えられ
完成度が高い。
量産、最終型のタイプと言える。

まだ一部の店頭(またはネットストア)で
在庫が残っている可能性のあるので
欲しいと思った方は今のうちですぞ。


量産型をもう一品

2017_0816_145219-DSC04466.jpg

2017_0816_145349-DSC04467.jpg
ブリキの金魚ジョーロ(量産型) 全長約16cm

最初の金魚よりひとまわり小さく
ちょっと平べったい感じもするが
全長約16cm。

これは
皆さんも遊んだことがあるのでは?
おそらくこれまで最も量産されてきた
スタンダードタイプ。
昭和から最近に至るまで長きにわたって愛された
ブリキ金魚の代表選手とも言える。

なので
もし玩具の世界遺産があったら
登録申請したいぐらいのアイテムだ。

2017_0816_151813-DSC04482.jpg

ここで
水の注入口の奥を
見ていただきたい
なにやら
柄がみてとれる。

2017_0816_144457-DSC04463.jpg

おそらく
他の玩具(ブリキのバッジか何かか?)で余った
ブリキ板を
金魚の底面にリユース(再利用)していた。
当時は環境配慮という考えではなく
いかに原価を安くあげるかの
コスト的な理由だったであろう。


最初に紹介した金魚の中も・・・

2017_0816_144423-DSC04462.jpg

「丸金のうに」の印刷がそのままに。
うに缶詰のフタ部分のブリキ板をリユースしたようだ。

2017_0816_163526-DSC04483.jpg

金魚たちの裏面をみてみると
”やっぱりな”
と確認できる。

「丸金のうに」の裏面は
まさしく缶詰の内側の
よく見る金色だ。

これら量産型は一見
古いものか新しいものか分かりづらいが
ブリキ板をリユースしているかどうかで
昭和物かどうか判断ができよう。
ブリキ板に限ったことではないが
近年は印刷や製造技術の効率化で
他に再利用するようなロスがほぼ発生しないからだ。


ジョーロをもう一品

2017_0816_145455-DSC04468.jpg

2017_0816_145608-DSC04469.jpg
ブリキの金魚ジョーロ(昭和期) 全長約13cm

やや小ぶりであはるが
手作り感あふれ
いい雰囲気を醸し出している。

ジョーロの細かい穴も
微妙に不揃いなので
一つひとつ
手で開けているようにみえる。
その手作り感からして
おそらく
昭和30年前後のもので
もうだいぶ前に廃番となっている。

これはリユースしてないのかな
と思いきや

2017_0816_204539-DSC04487.jpg

先端の軸部分
裏側をよく見ると
BEER
の文字が。
おそらく缶ビールのブリキ板を
リユースしている。


カラカラ、プカプカ金魚浮き型

2017_0816_150056-DSC04470.jpg

2017_0816_150116-DSC04471.jpg
ブリキの金魚浮き型(量産型) 全長約6~9cm

草花への水やりなど
道具的機能があるジョーロとは異なり
この浮き型は
ただ水に浮かばせるだけのものだ。

中に小さな粒状の何かが入っていて
振るとカラカラ音がする。
意味もなく鳴らしたくなるやつだ。

上から写真の左の金魚で
全長約9cm。
このタイプはまだ店頭に在庫がある
かもしれない最終型。

次に量産される場合は
海外製造の可能性が高い
絶滅危惧種と言える。


続いて
昭和時代(30年代)の廃番品を3点程

2017_0816_150545-DSC04475.jpg

2017_0816_150559-DSC04476.jpg
ブリキの金魚浮き型(昭和期) 全長約12cm

子供が金魚と競泳している構図で
金魚の顔もちょっと漫画っぽい
珍しいタイプだ。


2017_0819_180756-DSC04488.jpg

2017_0819_180851-DSC04489.jpg
ブリキの金魚浮き型(昭和期) 全長約9cm

一見、裏面かな
と思わせるくらい
シンプルな単色タイプ。
尾びれ部分に金彩が吹きつけられている。


2017_0819_180917-DSC04490.jpg

2017_0819_180954-DSC04491.jpg
ブリキの金魚浮き型(昭和期) 全長約9cm

プリントがニビ色に退色していて
それがいい景色になっている。
もしかしたら
昭和30年代より古いものかもしれない。

なんせこれらブリキ金魚達は
箱などの外装無し
バルクでお店納入され
むき出しで陳列されていたと思われる。
なので元々商品仕様の表示などがないため
分からない事だらけだ。


かなり昔から親しまれていた金魚型

しかし
この金魚の顔を見ていたら
何かに似ていることに気づいた。

fd00c8c3080b8b83a4220579f2736448_s.jpg
青森 金魚ねぶた祭 (フリー画像より)

「金魚ねぶた」の
灯篭の顔に似ていませんかね?
(似ていると言ってくれれば話が繋がるのでとてもうれしい)

調べて見ると
金魚ねぶたは江戸末期からあった歴史ある祭のようだ。
明治初期においては
各家庭の門口に棒脚を付けた金魚灯籠を立て火がともされ
その下に、水を入れたたらいを置き
水に映るさまを観賞しながら
巡ってくるねぶたを待ったとされる。

なんとなく
ブリキ金魚と結びつくような気がする。
もしかしたら
ブリキ金魚は日本の伝統文化の流れを引き継ぐもので
絶対に残さなければいけないものかもしれない。

さらに
山口県にはこれまた伝統ある金魚ちょうちん祭りがあって

さらにさらに
愛知県の瀬戸窯業の歴史資料によると
明治30年代に陶製の金魚の浮き玩具が生産され
大流行した記録が。
この瀬戸焼による陶製浮き金魚がブリキ金魚の原型
となった有力な説もあった。

ではブリキ玩具全般はいつ頃からあったかと言うと
明治時代が始めとされている。
当時石油ランプの普及で
大量のブリキの石油缶の空缶が廃棄されていたが
これに玩具業者が注目
リユースして玩具を製造したという。

ちょうど陶製の浮き金魚の製造とブリキ玩具の始まりが
重なっている。

いずれにしても
様々な形ではあるが
昔からかなり広い範囲で
金魚型が親しまれていたのだ。


もちろん
金魚そのものも
子供たちにとって圧倒的な人気があった。

2017_0816_151354-DSC04479.jpg
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「たのしい魚ずくし」 ㈱冨士屋書店  定価30円
画:前田松雄

定価からして昭和30年前後のものだと思う。

魚特集の絵本だが
表紙と巻頭見開きは
デ~ンと金魚が配置され
その人気の高さで幅を利かせている。


せっかくなので涼んでみたい

金魚柄のブリキのバケツもあることだし
水を入れて金魚を浮かべてみたくなった。

2017_0816_150934-DSC04477.jpg

3匹泳がせてみた。

2017_0816_165621-DSC04485.jpg

さらにジョーロも使ってみよう。

2017_0816_152902-DSC04491.jpg

うん
少々
水の出が悪かったが
昭和の涼しげな風景になった。

「心安らかなり、これぞ日本の夏・・・・」

どこかの学園の理事長さんのように
夏の風情を詠う気分になりかかった。
(お父さんカッコいい)

ブリキは錆びるので
遊んだ後は
ジョーロの中まで
よく乾拭きをしなければならない。


ここまで個別に撮影してきたが
ブリキ金魚の大きな魅力として
尾びれのデザインに
特に情緒があるなと感じていたので
最後
片づける前に
並べてみておこう
と思った。

2017_0816_163709-DSC04484.jpg



後記

冒頭でも触れたが
この記事を書くきっかけは
駄菓子屋への立ち寄りでみつけた
ブリキの金魚柄のバケツであった。

2017_0819_181222-DSC04492.jpg
一般的に58才のおじさんが自分買するアイテムではない2品

ブリキのジョーロや浮き型はなかったが
空気入れ式のビニール金魚があった。

これもまた昭和っぽい雰囲気を醸し出していたので
バケツと一緒に
つい衝動買いしてしまった。(2つで1,300円ぐらい)

その行動を
小学1~2年生ぐらいのお嬢ちゃん姉妹(おそらく)に
何故かず~っと見られていた感じだったが
こちらからは目線を合わせないようにしていた。
どう思われていたのか
今でも少し気になっている。
(注・お嬢ちゃんの選んだ玩具を横取りしたわけではありません)


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