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宇宙からの警告!

Posted by モロズミ・ダン on 13.2014 宇宙・SF 0 comments 0 trackback
唐突ですが
1月28日は
「宇宙からの警告の日」だそうです。

これは1986年のこの日
スペースシャトル・チャレンジャーが打ち上げ74秒後に爆発
乗組員7人全員が死亡した大事故について
作家・大江健三郎は『治療塔』の中でこれを「宇宙意志からの警告」
と表現したことで記念日に。

スペースシャトルの事故
記憶もまだ新しいと思ってたけど
28年前の昭和時代のことだったんですね。

今日はそんな宇宙からのメッセージ性が感じられる
(駄玩具なので子供にとってですけど)
宇宙もの集めてみました。


2014_0113_150241-DSC02036.jpg
大宇宙探検双六   トミタヤ

幅約60cmの大判サイズ。
画風が小松崎茂や山川惣治作品を思わせる雰囲気が。
なので絵物語がブームだった昭和30年前後のものではないかと。

半紙のような薄い紙に印刷されているため
また60年近く経っている経年劣化のため
普通の力で折り畳んだり広げたりすると
まちがいなく折り目が裂けます。
(そーっと広げてみました)

部分拡大して
みてみましょう。

2014_0113_150351-DSC02037.jpg

人工衛星がう~んっ
粗大ごみで捨てられた自転車の車輪のように
へろへろに歪んでます。
いい雰囲気は出てるんですが。

2014_0113_150417-DSC02038.jpg

火星人登場ですが
いつものおなじみの蛸系ではなく
地球人も
とまどいを隠せない表情です。

2014_0113_150437-DSC02039.jpg

空飛ぶ円盤の飛来は
この手のストーリーに欠かせない設定ですが
その円盤による風圧なのか(未知の動力なのか)威力の凄さが
青年の髪型の乱れで読み取れます。

2014_0113_150451-DSC02040.jpg

またまた凄いことに
タンクが勢い余ってジャ~ンプ!
はまだ良しとして
遠近法を無視したいびつな構造に
名称も宇宙タンクでいいのに
大を付けちゃってます。

2014_0113_150526-DSC02041.jpg

そして上がりには
フリフリ襟の謎のプリンセスが。
どんな設定なのでしょうか。

以前にも
小松崎先生の作品で「火星戦争」を紹介しましたが
このお話では
火星(人)にも地球のおとぎ話に出てくるような格好の
王様やお姫様(リリアナ姫)が存在。

2014_0113_150637-DSC02042.jpg
「火星戦争」 少年クラブ 付録 昭和29年11月発行 講談社  より
小松崎茂

王冠の形が違いますが
このあたりからヒントをえて
描かれたんではなかろうかと。


双六以外でも
この絵物語画風にインスパイアしたもの
ありました
メンコでも。

2014_0113_163433-DSC02067.jpg
(メーカー等不明)

これも昭和30年前後のもの。
裏面は軍人合わせやトランプとして遊べました。
このタイプは40年代前半までですかね
全盛期だったのは。


続いては
宇宙冒険かるたを・・・

思いましたが
最近このパターンが続いてますので
ちょっと目先を変えて
ぬりえを。

そんなぬりえがあるのかと
お思いでしょうが・・・

2014_0113_154310-DSC02045.jpg
(女の子向けぬりえ各種)

普通
ぬりえってこんな感じで
女の子の代表的駄玩具ですが

結構あったんですよ
男の子向けも。

2014_0113_154621-DSC02046.jpg
(男の子向けぬりえ各種)

この中から
何点か中身を見てみましょう。

2014_0113_154904-DSC02047.jpg
まつおのぬりえ

中身はもちろんぬりえなのですが
女の子版とちょっと異なるのは
プチストーリーになっているところですか。
6枚入ってました。

2014_0113_164408-DSC02068.jpg

まずは勇ましく敬礼して
ロケットで出発。

2014_0113_164521-DSC02070改

怪しい音で異変を察知
「おっとどっこい」
機敏に敵の飛び出しを避けました。

敵が出現したことより
なぜか江戸っ子調のフレーズの方が意表を突かれます。

2014_0113_164554-DSC02071改

動くと撃つぞ
といいながら
早く歩け
と無理な指示で
敵もどうしたらよいのか
困り果ててます。


お次は

2014_0113_162731-DSC02064.jpg
まつおのぬりえ

2014_0113_155434-DSC02053.jpg

敵の秘密基地を発見し
すぐさま味方に連絡。

2014_0113_155517-DSC02054.jpg

味方の宇宙隊が出発
宇宙隊員が降り立った。

2014_0113_155602-DSC02055.jpg

「やあーよろしくね」
って
こんな緊迫した状況で
なんともフレンドリーなご挨拶。
友達の家に遊びにきたみたいです。

しかも敵の砲台の前で
攻撃準備段階で号砲一発!危険です。
ましてや旧式のライフル銃のようにも見えるので
不安要素も増大。
宇宙隊員の方に期待がかかります。

もうひとつ

2014_0113_155711-DSC02056.jpg
まつおのぬりえ

童顔だけど
体は立派に筋骨隆々
一峰大二のシルバーホークにとってもよく似てます。

2014_0113_162855-DSC02065.jpg

ヒーローが地球に戻ってきて
「地上へ・・・地上へ」と呟きながら降下
何かはやる気持ちを抑えるかのようにも感じられます。

2014_0113_162942-DSC02066.jpg

ついに地上に着いた
と思ったら
すぐさま地面を蹴って
風のごとく舞い上がり・・・
(いったい何が始まる?)

2014_0113_155951-DSC02059.jpg

「さあーいくぞ」と気合を入れて

「大魚と格闘」
地球に帰ったら
大魚との格闘が楽しみだったんですね。

あまりに意外な展開でした。

今日最後は
貸本を

2014_0113_224233-DSC02072.jpg
「大宇宙人」 手塚治虫  富士見出版社 昭和31年5月発行 
「来るべき世界」昭和26年2月手塚治虫/手塚プロダクション

著作表示を「大宇宙人」としなかったのは
このタイトルを手塚先生が認めていなかった
曰くつきの本だからです。
後に講談社から全集が出たときの手塚先生のあとがきには
次のように書かれてます。

引用・・・
いちばん腹が立っていることは、この原稿を無断でゾッキ本屋に売られてしまって、勝手にタイトルを変えて出されてしまったことです。「来るべき世界」の時は一色刷りだったのですが、このゾッキ本は誰が色を塗ったのか(中略)
そんな二色刷りの「来るべき世界」をごらんになったかたは、なるべく本を捨ててください。なにしろ、まがいもののゾッキ本ですから・・・。
手塚治虫全集46 来るべき世界② あとがきより
手塚治虫/手塚プロダクション/講談社


2014_0113_224432-DSC02073.jpg

二色刷りの「来るべき世界」とはこの「大宇宙人」です。
そう言われると
色の付け方がいい加減なような気がします。

この物語は
太陽系を覆う巨大なガス雲が嵐のように地球を襲い
地球最後の日を迎えようとするラストで
それまで核実験や争いに明け暮れていた人類に対し
「宇宙からの警告」がなされた展開になってます。
(ので今日のテーマに合うなと思っていたのですが)

ストーリーは宇宙からの警告ですが
この「大宇宙人」に対しては
「漫画の神様からの警告」が発せられた状況に
なっていたんですね。




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